カテゴリー「書籍・雑誌」の11件の記事

小説「ラブリー・ボーン」

ラブリー・ボーンCDさんつながりでふとお邪魔したtreacleさんのブログで、面白そうな本の紹介があった。
『ラブリー・ボーン』(アリス・シーボルド著、2002年・米)。早速読む。

14歳のスージー・サーモンが、学校からの帰り道、近所の男にレイプされ殺される。
天国からスージーが見守る中、静かに崩壊&再生の道を模索するサーモン家の様子を描く。

と、あらすじだけ見ると非情な話ですが、根底に流れるものはズバリ(家族愛やら、甘酸っぱい恋やら)。とっても温かみがありファンタジックな部分もある、なんとも不思議な味わいの作品です
スージーがいる天国の描写がまた独特で、それぞれ自分の天国があり、そこでは自分の思ったとおりの場所を作れるんだけど、成長することはできなくて。

14歳という未来ある若さで死んでしまったスージーが、妹リンジーの成長(恋をしたり)していく姿をみて我が事のように喜ぶ様子。すごくイイ子です。ココかなり切ないです。
(サーモン家は他にあと弟も1人居るのですが、これまた無邪気にパパを支えてくれるスゴク良い子で☆)

なんとこの素晴らしい作品を『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督映画化したそう。日本は2010年新春ロードショーだそうです。キャーッ観たい!!

出演マーク・ウォルバーグ(パパ役。これはちょっと違う・・・★)、レイチェル・ワイズ(ママ役。うーむ・・・)、スーザン・サランドン(祖母役。若すぎるような・・・)等。

予告編も観られる公式サイトはコチラ

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予約して狙え!in 図書館(「東京島」「うまれてきたんだよ」「よつばと!」)

皆様ご無沙汰しております☆ おかげ様で元気です(´ω`)ノ ドモ

観たDVDがたまりすぎて、書く気になれません・・・(´д`)
そこで今日は、最近読んで印象に残った本の感想などを。

東京島 Book 東京島

著者:桐野 夏生
販売元:新潮社
発売日:2008年5月
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読んだ方も多いかと思われる、桐野夏生(『OUT』など)の長編。
図書館で予約して(大人気のため何百人か待ち)、一年待ってやっと読めました(涙)。

無人島にたどり着いた32人の男女(女はなんと一人だけ!)が繰り広げる、極限のサバイバル・ドラマ。もうそう聞いただけで面白そうでしょ? そんな題材を桐野夏生が、人間の暗部をえぐりだすように鋭く描いてくれてます。すんごく面白くて、二日で読破。(ホントは一日で読んでしまいたかったけど、もったいないから二日に分けた)

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うまれてきたんだよ (エルくらぶ) Book うまれてきたんだよ (エルくらぶ)

著者:内田 麟太郎・文,味戸 ケイコ・絵
販売元:解放出版社
発売日:2008年10月
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こちらは半年待ちくらいで読めました。到底、子供向けとはいえない、異色の絵本

「ぼく うまれたんだって。」で始まり、ページをめくると
「さんねんで しんだんだって。」
「いつも なぐられていたんだって。」

ああ、なんてこった・・・(lll゚Д゚)
つまり虐待されて命を落とした子が、生きていた時を回想するモノローグという形になっています。
これは凹む・・・。
あまりの衝撃に、思わず何度も繰り返し読んでしまいました。

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え~凹んだところで、楽しいのを一つ^^;

よつばと! 8 (電撃コミックス) Book よつばと! 8 (電撃コミックス)

著者:あずま きよひこ
販売元:アスキー・メディアワークス

←翻訳家の「とーちゃん」と二人暮らし。理由は今のところ謎。
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最近、我が家で大人気のマンガと言えば、この『よつばと!』。
よつばという5歳くらい?の天真爛漫&天然な子供が、とにかくとても面白い。
何をやっても楽しんでしまうよつばの姿をみていると、こちらまで元気になるような^^
私も読んでて、つい声を出して笑ってしまいます♪♪ 

これも図書館で借りて読んだんだけど、全巻買って手元に置いておきたいな~♪

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本「白の闇」

白の闇  /ジョゼ・サラマーゴ/著 雨沢泰/訳 [本] 白の闇 /ジョゼ・サラマーゴ/著 雨沢泰/訳 [本]
ノーベル文学賞を受賞(1998年)した、ポルトガルの国民的作家らしいです。
セブンアンドワイ ヤフー店で詳細を確認する

ボーさんのブログで「面白い!」と熱く紹介されていた『白の闇』という本を読んだ。映画化されて2008年11月公開らしい。

ある日突然、視力を失う奇病が発生。しかも伝染病らしく、一気に蔓延。視力を失った人たちは使われていない病院に隔離されるが・・・

目が見えない人ばかりの世界で繰り広げられるストーリーなんですが、一人だけ見えてる人がいて。その人は全てを目撃するわけです。「見(え)ている人は誰もいない」と思うと、人間はどんな行動をとるのか。こういう所に人間性がモロに出てしまうのです。

そして無法地帯と化す病院内。これは凄まじいです。剥き出しになる人間の本性、醜い争い・・・

とても面白い本でした!ここ10年のベスト1にしてもいい(←私的、長編の部ベストテン)。改行の無い独特の文体で、字がギッシリ詰まってて、なかなか読み終わらなかったのですが、あまりに面白いので「ああ、読み終わりたくないー!」^^; しかも長いのに中だるみもなく、「こんなに凄くてクライマックスみたいなのに、まだ半分しかきてない!」と悶え死にしそうでした。

映画のほうは『ブラインドネス』という題名で、監督は『シティ・オブ・ゴッド』『ナイロビの蜂』のフェルナンド・メイレレス。出演はジュリアン・ムーア(医者の妻)、マーク・ラファロ(医者)、アリス・ブラガ(サングラスの娘)、伊勢谷友介(最初に失明する男)、木村佳乃(その妻)、ダニー・グローヴァー(片目の老人)、ガエル・ガルシア・ベルナル等。

すんごい楽しみ^^ パパぴょんに「これメッチャ面白かったで~!映画も観たいわ~」というと、「本が面白かってんやったら、もう映画の方は観んでいーやん。絶対本のほうがオモロイって。」と言われました(´д`)そりゃそうかもしれないけどさ・・・

ボーさんの『白の闇』の記事はコチラ

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浴衣を作ってみたい人へ

 はじめてぬう ゆかたとじんべい

はじめてぬう ゆかたとじんべい
←私も作る前に読みたかったよ~★

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本屋さんでこんな本を見つけました。すんごい詳しく作り方が載ってて(写真も満載)、これを見ながらだとホント、初心者さんでも2日でできそうです。(時間の取れない人には5日間コースのスケジュールもあり。)

でもやっぱ生地を裁断するまでが大変そう。型紙ついてないし。

なのでこの本と、市販の型紙を買えばバッチリ! どんな人でもドンとこいです!

ただトータル(本代・約千円+型紙代・約500円+生地代1.5千円~ピンキリ)で考えると、出来上がりの浴衣を買った方が安いかもね・・・orz

あとは、指に針を刺しちゃったら、すぐ消毒をお忘れなく★ それは私か(ーー;)

パターン(型紙)・2WAY ゆかた パターン(型紙)・2WAY ゆかた

販売元:手芸のピロル
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パターン(型紙)・こども ゆかた パターン(型紙)・こども ゆかた

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図説・聖書の世界

 図説 聖書の世界 壮大な聖書の物語を凝縮した決定版!! 図説 聖書の世界 壮大な聖書の物語を凝縮した決定版!!
販売元:TSUTAYA online
TSUTAYA onlineで詳細を確認する

今こんな本を読んでます。本屋さんで聖書関係のコーナーをなんとなく見ていたら、この本が絵や写真も満載で、値段も500円とお手頃だったので即購入。こういうの一冊手元に置いておきたいな~と思ってたし。(←ウチに聖書はあるが、字が細かすぎて読む気になれない☆)

ホンマモンのキリスト教徒からしたら「書き方、浅すぎ」といわれるかも知れませんが、ザックリ知るには十分かと(ヒドイ誤植もあるが)。結構ぶ厚いペーパーバックです。

興味深く面白い章もあるのですが、読みながら寝てしまうような章もあり、なかなか進みません(´д`)でもやっと、3分の2を越えました。映画でいうと『ドラキュリア』『パッション』のトコらへん。

それにしても、聖書って同じ名前が何人も出てくるので、もう何がなんだか(@@)覚えられない~

『ジュノ』を観にいった時の待ち時間に買ったので、もう一ヶ月近く経つ。なのにやっと3分の2・・・★ 早く読み終えて、違う本が読みたいよ~!

以前、図書館で借りた「手塚治虫の聖書物語」シリーズはとても読みやすかったので、入門編として超オススメです。^^

 手塚プロダクション/アニメ絵本 手塚治虫の聖書物語: 全3巻セット

手塚プロダクション/アニメ絵本 手塚治虫の聖書物語: 全3巻セット
旧約聖書編しかないのが非常に残念。 新約聖書編も描いて欲しかった~(;;)

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あみねこ作成。

あみねこのいる生活 Book あみねこのいる生活

著者:ねこやま
販売元:主婦と生活社

←見てるだけでも楽しい本♪こういう人形にセリフついてる本って大好き^^。『カピバラさん』とか。

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まちやんのブログで紹介されていて、と~っても可愛かった「あみねこ」。家にハンパな毛糸があるし・・・と私も挑戦してみました。

3 

手足が長すぎてパパぴょんに「ラピュタのロボットみたい」と★

同じ色の毛糸で一体編めると思ったら、手・足と編むとほとんど無くなっちゃった。耳の途中でとうとう使いきり、顔・胴体は違う色で編む事に(´д`)

1「なんか妙な色で恥ずかしいわぁ~」

本当は「口の周りも違う色で編んで、鼻はフェルトでアップリケ」と書いてあるんだけど、面倒になって目・鼻・口は刺繍でごまかしました^^;

「手抜きされた・・・」

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「肩こったわ~★ ちょっと寝転ばしてや~。」

編物は嫌いじゃないですが熱中しすぎて肩こっちゃってシンドイ☆ でも手足が長くなりすぎたので、今度はちゃんと表示どおりに(爆)&もっと細い糸で編んでみたいな~

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最近読んだ本7冊。

”最近読んだ本”シリーズ、久しぶりに「パート2」いってみま~す^^

ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫 SF テ 1-18 ディック傑作集) (ハヤカワ文庫 SF テ 1-18 ディック傑作集) Book ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫 SF テ 1-18 ディック傑作集) (ハヤカワ文庫 SF テ 1-18 ディック傑作集)

著者:フィリップ K.ディック
販売元:早川書房
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もうすぐ公開されるニコラス・ケイジ主演のSF映画『NEXT』の原作。作者はフィリップ・K・ディックと聞いて、読んでみた。

小説『ゴールデン・マン』は短編。全身が金色で、「神様みたい」と皆が口をそろえる魅力的な容姿を持つ青年。少し先の未来が見えていて、田舎に家族と住んでいるが一言もしゃべらない。異端視する政府に抹殺されそうになり逃げる、というストーリー。

映画版では売れない手品師(容姿はニコラス、言わずもがな)。二分先の未来が見える(二分先しか見えない)。テロ事件を阻止するために頑張るらしい。

どうやら「少し先の未来が見える」という設定だけをいただいたよう。原作といっていいのか?疑問。

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リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫) Book リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)

著者:山田 悠介
文庫版560円

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映画化された『リアル鬼ごっこ』はまだ観てないが、原作を読んでみた。アホ国王のせいで全国の”佐藤さん”が「つかまったら死」の鬼ごっこに参加させられる話。

奇想天外な設定だが、テンポ良く一気に読める。というか読みはじめたら止まらない。(『ドアD』の時もそうだった。)とても面白いのだが、特に深みは無い。山田悠介を読むのはこれで2冊目だが、早くもちょっと飽きたかも。とか言いながら他のも読んでみたいが。

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ZOO〈1〉 (集英社文庫) Book ZOO〈1〉 (集英社文庫)

著者:乙一
販売元:集英社
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以前CDさんにオススメされた乙一の『ZOO』をやっと読んだ。スゴイ!!この本は短編集なのだがどれも壮絶で、「カザリとヨーコ」や「SEVEN ROOMS」などが特に凄かった。

「ZOO」と聞いた時、真っ先にピーター・グリーナウェイの『ZOO』(1985・英)を思い出したが、やはりそれにちょっと関連した話だった。人間でやってみせられたら怖いよ☆ でもそれだけでは終わらなくて、もう一捻りあったところが良かった。

ZOO〈2〉 (集英社文庫) Book ZOO〈2〉 (集英社文庫)

著者:乙一
販売元:集英社
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ついでにコチラも読んだ。壮絶だったりコミカルだったり、いろんな種類の文章が書ける人だ。CDさーん、面白かったです~(^o^)丿

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裏モノJAPAN別冊 2008年5月号 実録!サイコ恐怖画像 裏モノJAPAN別冊 2008年5月号 実録!サイコ恐怖画像
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

ふぉんださんのブログで面白そうだった、コンビニで500円で売ってる投稿写真?風な実録雑誌。すんごいコワイ~~~!!どんなホラーも、やっぱホンマモンにはかないません。身の毛がよだちました(-_-;) あまりにも怖くて、数少ないエグイもん好きの友達に「あげる!」とメールするも「アンタが怖いんならホンマやん!」と断られ。買った次の日、駅の回収BOXに捨てました・・・

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いぬとわたしの10のやくそく―えほん Book いぬとわたしの10のやくそく―えほん

←同名映画の元になった本を子供向けにひらがなで絵本化したもの。

売元:リヨン社
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本屋で子供向けの絵本を色々みていて、ふと手にとったこの本。読みました。その場で泣きました★ 10の約束は知ってたけど、その続き(?)の「虹のたもと」って話が載ってて、これがまた泣けたわ~。子供に読ませたい!購入決定。でも犬は飼ってないし、飼う予定も無いので、的外れかも?

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C.s.ルイス/ナルニア国物語: カスピアン王子のつのぶえ C.s.ルイス/ナルニア国物語: カスピアン王子のつのぶえ
←映画化版は2007年5月21日公開。
HMVジャパンで詳細を確認する

映画化されたものが5月公開なので、原作を先に読んでみた。本はだいたい通勤の車内で読むのだが、これは一晩に一章づつ、寝る前に子供に読み聞かせ。20分ほどかかるので読むほうも疲れるが、読み終わる頃には子供も寝ているという、まさに魔法の本である^^;

内容は単純な冒険話で、まあ普通に面白い。「ライオンと魔女」は映画の方しか観てないがそれよりも盛り上がりが弱いような気もした。「あれ?ここがクライマックス?」みたいな。でも目で二時間観る映画と、毎日少しづつ読み進む小説では、全体的な感じ方もやはり違うのかもしれない。

なんだかんだいっても、予告編を観た限りではかなり忠実に映像化されているようだったので楽しみである。前売り券買ったし~♪

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電気ショック療法による記憶障害

奪われた記憶―記憶と忘却への旅 Book 奪われた記憶―記憶と忘却への旅

著者:ジョナサン・コット
販売元:求龍堂
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新聞の書評で紹介されていて興味が湧いた本、『奪われた記憶』を読んだ。

著者のジョナサン・コット氏は、ローリング・ストーン誌の創刊以来の編集者・インタビュアーであり作家。慢性の鬱病に苦しんでいた彼は、治療の為に繰り返し電気ショック療法を受け、その結果1985年~2000年の15年分の記憶を失ってしまった。

この本は、そんな彼が「記憶とは」をテーマに、様々な分野の専門家(脳神経生物学教授・心理学者・アルツハイマー研究者から宗教家、神秘主義者まで!)との対談などをまとめたものである。

ページをめくった瞬間、あまりの字のギッシリ加減にゲンナリ(´д`) でも頑張って15ページほど読み進むと映画の場面が引用されていたりして面白くなってきた。”ルー・リードやヘミングウェイも電気ショック療法を受けた事がある”などという香ばしい記述もあり。

ルー・リード・・・同性愛を「治療する」為に。1961年(17歳の時)NYの精神病院で。その時の事を『キル・ユア・サンズ』という歌に書いている。

アーネスト・ヘミングウェイ・・・電気ショック療法を20回以上受け、やはり記憶が消えていったらしい。最後の電気ショック療法を受けてから、猟銃で自殺。

この本は記憶を様々な方面から眺めていて、”前世の記憶を持っている女の子”の話も出てくる。私達の多くは前世の記憶を持っていないが、しかしたとえ先週の事だってどのくらい正確に覚えているか。「チベットの事など聞いた事がないから、チベットなど存在しない、という事にはならない(本文より)というチベット仏教の権威との対談も興味深い。

そして「オシリスとイリス」の神話から、「思い出す事は癒す事」である、と。

一方、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こすような、トラウマになるような有害な記憶もある。しかし映画『エターナル・サンシャイン』や『ペイチェック』等のように、消したい記憶だけをピンポイントで消すことは今のところ不可能である。記憶力が良すぎるのもまた不幸であるとも。つまりは一長一短。なんにでも長所と短所があり、そのバランスが大事なのである。

記憶を失ったら・・・アイデンティティを失う。知っている人も失う。経験も知恵も失う。心のよりどころを失う。それまでの人生を失ってしまう。恐ろしい事です。それに負けずにこの本を完成させたこの著者さん、スゴイ人です。

※著者は電気ショック療法を頭から否定しているのではありません。”すごく効いた!”という人もいる1つの方法であると認めた上で、その危険性がよく説明されないまま行われている事が問題なのだと言っています。

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最近読んだ小説を5つ。(+1)

2年前、新聞広告で見かけて面白そう!と『死神の精度』という小説を読んだ。死神がその人は死に値するかどうか一週間を共にして判断する、というストーリー。期待通り、面白かった。その映画化が2008年3月に公開されるらしい。主役の死神に金城武。最初の’苦情係の女’のエピソードだけみたいだけど、私は’ヤクザの親分’のエピソードが好きだな~。でもコレだと金城武じゃ無理か^^;

死神の精度 Book 死神の精度

著者:伊坂 幸太郎
『陽気なギャングが地球を回す』の原作もこの人。

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次は3ヶ月くらい前。新聞の書評で興味が沸いた『最後の命』。救いのない話です・・・。

最後の命 Book 最後の命

著者:中村 文則
二人の少年が目撃したホームレス同士の強姦殺人。そのトラウマが及ぼした影響とは・・・。

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べえしさんが読んだ事があるという『箱男』。独特の世界が展開されていて、途中から何がなんやら、自分は一体誰なんだか。ちょっとデビッド・リンチみたいで、分からないなりに面白かった^^

箱男 Book 箱男

著者:安部 公房
出版当時は(1973年)さぞかし衝撃的だったろうと思います。

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CDさんにおすすめいただいた乙一も、違う作品ながら読んでみました。

殺人の教室—ミステリー傑作選 講談社文庫

↑この中に収録されていた「dog」という短編。”ペット誘拐事件の裏にあったのは、幼い少女とその飼い犬の恐ろしい儀式。そして真の目的は・・・!”。なるほど、好きかも^^

タワーレコード @TOWER.JPで詳細を確認する

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最後に、読み終わったばかりの『ドアD』。『CUBE』(映画)と『バトル・ロワイアル』(小説)をMIXした感じのストーリーで、面白かった!先が気になって気になって、やめられない止まらない~♪ ほとんど一気読み^^。これは低予算で映画化されそうだな~

ドアD Book ドアD

著者:山田 悠介
『親指さがし』の原作もこの人。

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以上、珍しく小説を続けて読んだので、並べてみました。完全に偏ってますね☆

でもこんなのばかりじゃなくて、普段はエッセイや実用書(主に子育て系)を読む事が多いです^^; 今読んでるのはコレ↓

子どもに変化を起こす簡単な習慣―豊かで楽しいシンプル子育てのすすめ (PHP文庫) Book 子どもに変化を起こす簡単な習慣―豊かで楽しいシンプル子育てのすすめ (PHP文庫)

著者:バーバラ コロローソ
販売元:PHP研究所
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言うは易く、行うは難し。読み進むほどに落ち込んでいく・・・★

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<なぜ数学を勉強するのか>に対する答え

小3までに育てたい算数脳 Book 小3までに育てたい算数脳

著者:高濱 正伸
販売元:健康ジャーナル社
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数学者の映画を何本か観たせい、と言うわけでもないがこんな本を読んだ。よく「数学なんて大人になってから何の役にたつんだよー」とか御託をならべたものだが、この本にはその理由もちゃんと書いてある。読んで損無しの一冊。

数学とは純粋に「考える力」を延ばす教科である。自分の脳をフル回転させ、思考回路の中を旅して、一筋の光を見つけて正解までたどりついた時の喜び!そういったものは他の教科にはない味わい。だから面白いのだと。(スミマセン、上手くいえないけど本文中にはもっと判りやすく詳しく書いてあります)

なんか、こう書いてみると”迷宮入り事件”を追う刑事、にちょっと似てるかも。色んな角度からからあらゆる可能性を考え、決してあきらめない者だけが真実に辿り着く。そして真実は一つしかない。おおー、数学者と刑事の共通点を見つけたり~(だから何だ、と言われればそーなんですが^^;)

子供向け数学問題やパズルなども例として載っているのだが、これが電車の中で読んでいても「ほお!」とか「フンフン!!」とか膝をたたいてしまうほど面白い。おお~なるほど~もっとやりたい!な問題ばかり。難関中学などはペーパーで試験技術を磨いてきた子ではなくてこういう元々の数や図形のセンスのある子を欲していて、そのためにこういう問題をだすのだと、これまた判り易く説明。

結論から言うと「そういうセンスを磨くには、子供の内に外遊びをトコトンやらせろ(もちろん自主的に)」と言う事だそうです。ウチの子、超インドア派なんですけど。そういう場合はどうすれば・・・(T_T)

「子供に言ってはいけないNGワード」も載っているのですが、これがまた私が口癖のように言っている言葉ばかり(「ほら、また間違ってる!」とか)。すまん、我が子よ(-_-;)。これから気をつけます★ 子供はもっとホメて育てなきゃな~、って解かっちゃいるんだけど。。。

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シネマガールスタイル

シネマガールスタイル Book シネマガールスタイル

著者:おおた うに
販売元:ソニーマガジンズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「シネマガールスタイル」という本を買った。様々な映画とそこにでてくる女の子のファッションなどを愛情たっぷりに綴ったイラスト・エッセイ。

本屋で偶然見つけてパラパラ立ち読み。その後、図書館で借りて全部読んだが、どうしても手元に置いておきたくなり、アマゾンで購入。

出てくる映画はB.B.主演作などの古いものから、ウィノナ・ライダー物まで幅広い。全体的な印象として古い映画が多い。でも、読んでるうちに観たくなってきたー!これが又ツタヤの店頭で探しても無いんだなー。(;;)

今ならアマゾンのマーケットプレイスで中古が安いよ!ってこんなこと書いて良いんでしょうか。著者さん、ゴメンナサイ。できれば定価で買ってあげてください。(←フォロー)

ちなみに著者(おおたうに)を「ダ・ヴィンチ」(月刊誌)で見た事がある。絵のタッチとは全然違う、小柄でコロコロした可愛らしい女性であった。

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