”最近読んだ本”シリーズ、久しぶりに「パート2」いってみま~す^^
もうすぐ公開されるニコラス・ケイジ主演のSF映画『NEXT』の原作。作者はフィリップ・K・ディックと聞いて、読んでみた。
小説『ゴールデン・マン』は短編。全身が金色で、「神様みたい」と皆が口をそろえる魅力的な容姿を持つ青年。少し先の未来が見えていて、田舎に家族と住んでいるが一言もしゃべらない。異端視する政府に抹殺されそうになり逃げる、というストーリー。
映画版では売れない手品師(容姿はニコラス、言わずもがな)。二分先の未来が見える(二分先しか見えない)。テロ事件を阻止するために頑張るらしい。
どうやら「少し先の未来が見える」という設定だけをいただいたよう。原作といっていいのか?疑問。
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映画化された『リアル鬼ごっこ』はまだ観てないが、原作を読んでみた。アホ国王のせいで全国の”佐藤さん”が「つかまったら死」の鬼ごっこに参加させられる話。
奇想天外な設定だが、テンポ良く一気に読める。というか読みはじめたら止まらない。(『ドアD』の時もそうだった。)とても面白いのだが、特に深みは無い。山田悠介を読むのはこれで2冊目だが、早くもちょっと飽きたかも。とか言いながら他のも読んでみたいが。
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以前CDさんにオススメされた乙一の『ZOO』をやっと読んだ。スゴイ!!この本は短編集なのだがどれも壮絶で、「カザリとヨーコ」や「SEVEN ROOMS」などが特に凄かった。
「ZOO」と聞いた時、真っ先にピーター・グリーナウェイの『ZOO』(1985・英)を思い出したが、やはりそれにちょっと関連した話だった。人間でやってみせられたら怖いよ☆ でもそれだけでは終わらなくて、もう一捻りあったところが良かった。
ついでにコチラも読んだ。壮絶だったりコミカルだったり、いろんな種類の文章が書ける人だ。CDさーん、面白かったです~(^o^)丿
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ふぉんださんのブログで面白そうだった、コンビニで500円で売ってる投稿写真?風な実録雑誌。すんごいコワイ~~~!!どんなホラーも、やっぱホンマモンにはかないません。身の毛がよだちました(-_-;) あまりにも怖くて、数少ないエグイもん好きの友達に「あげる!」とメールするも「アンタが怖いんならホンマやん!」と断られ。買った次の日、駅の回収BOXに捨てました・・・
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本屋で子供向けの絵本を色々みていて、ふと手にとったこの本。読みました。その場で泣きました★ 10の約束は知ってたけど、その続き(?)の「虹のたもと」って話が載ってて、これがまた泣けたわ~。子供に読ませたい!購入決定。でも犬は飼ってないし、飼う予定も無いので、的外れかも?
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映画化されたものが5月公開なので、原作を先に読んでみた。本はだいたい通勤の車内で読むのだが、これは一晩に一章づつ、寝る前に子供に読み聞かせ。20分ほどかかるので読むほうも疲れるが、読み終わる頃には子供も寝ているという、まさに魔法の本である^^;
内容は単純な冒険話で、まあ普通に面白い。「ライオンと魔女」は映画の方しか観てないがそれよりも盛り上がりが弱いような気もした。「あれ?ここがクライマックス?」みたいな。でも目で二時間観る映画と、毎日少しづつ読み進む小説では、全体的な感じ方もやはり違うのかもしれない。
なんだかんだいっても、予告編を観た限りではかなり忠実に映像化されているようだったので楽しみである。前売り券買ったし~♪
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