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カテゴリー「映画-実話を元にした話」の31件の記事

「サンタ・サングレ 聖なる血」

 サンタ・サングレ/聖なる血

←ビデオ持ってるけど、DVDでも欲しいな~

サンタ・サングレ/聖なる血
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一人の時間が出来たので、一人の時じゃないと観られないような物を!と押入れから懐かしいビデオを引っ張りだしてきて鑑賞。
『サンタ・サングレ 聖なる血』(1989・伊)。監督アレハンドロ・ホドロフスキー。出演アダン・ホドロフスキー、ブランカ・グエッラ、アクセル・ホドロフスキー等。

サーカス団の団長の息子フェニックスは、両親の惨劇を目撃して精神病院へ。大人になった彼は、母に言われるままに、「女」というものに復讐を・・・

実際にメキシコで30人もの女を殺して庭に埋めていたといわれる分裂症の人物を取材し、リアルでグロテスクな映像表現に成功した傑作カルトムービー。(amazonより抜粋)

10年以上ぶりに観たけど、いや~やっぱ濃いわ~~☆ 
原始的ともいえる総天然色で綴るシュールな画、強烈にして詩的な極上の一本。大好きです!(でも万人にオススメできるような作品ではない)。

主人公フェニックスの子供時代を演じるアダン・ホドロフスキーも、成長してからのフェニックス役のアクセル・ホドロフスキーも、どちらも美形 どちらも監督の実の息子との事ですが、監督自身も美形なのかな~

カルト映画の巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー。『エル・トポ』(1969年)や『ホーリーマウンテン』(1973年)のほうが有名ですが(多分)、私は今作が一番好き♪
監督いわく「初めて観客のために製作した」作品らしいです。うん、前2作はヨクワカランかったもん(^^;

あまりに素敵なので、もう一度画像を♪

 サンタ・サングレ/聖なる血

サンタ・サングレ/聖なる血
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←DVD特典の監督インタビュー、観てみたい~~!

惜しむらくは、ラストがちょっと弱い★ そこまでが素晴らしかっただけに残念><

「ミルク」・・・90点

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←実物とかなり似て見えるのが不思議~☆
 顔のシワの感じとかソックリで(@@)
 ショーン・ペン、渾身の演技です!!

発売日:2009/10/21
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ショーン・ペンがゲイの活動家を演じるという『ミルク』(2008・米)を借りて観た。
監督ガス・ヴァン・サント。出演ショーン・ペン、ジェームズ・フランコ、ジョシュ・ブローリン、ディエゴ・ルナ、エミール・ハーシュ等。PG-12。
なお今作では、ハーヴェイミルクではなくハーヴィーミルクと表記されてました。

自らゲイであることを公表し、ゲイをはじめあらゆるマイノリティの社会的地位向上のために立ち上がった伝説の活動家ハーヴィー・ミルクの波乱に富んだ後半生を、名優ショーン・ペンの熱演で描く感動の伝記ドラマ。(allcinemaより抜粋)

久しぶりに、しゃくりあげて泣きました。(;;)

冒頭、向かい合って話す二人(ハーヴィー・ミルク役ショーン・ペンと、スコット役ジェームズ・フランコ)が、どっからどうみてもゲイ。実際には、少なくともショーン・ペンはゲイじゃないと思うので、役者の観察眼というのは物凄いなぁと感服。(もちろんそれを体現する演技力も。)
この場面、ハーヴィーをまっすぐ見つめるスコットの、どこまでも優しい笑顔が秀逸です。

ゲイとして生きることの大変さ。今からたった3~40年前なのに、それはもう想像を絶するもので・・・。正に命がけ。先進的で自由なイメージがあるアメリカでさえそうなのだから、もっと保守的な国なら尚更でしょう。

今作は、ゲイ関連以外にも、”選挙に勝つには市民の喜ぶ事をして心を掴め!”という部分や、”根回しの重要さ”・”多数決に勝つための駆け引き”なども解り易く描かれていて、興味深いものがありました。

●● 私的、気に入った度・・・・・90点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

ゲイに対して偏見の無い人。
でも本当は、ゲイに対して偏見のある人にこそ観て欲しい。(でもでも、偏見ありありの人は受け付けてくれないんだろうな・・・)

ドキュメンタリー『ハーヴェイ・ミルク』の記事はコチラ

「奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~」・・・80点

 Movie/奇術師フーディーニ

←ガイ・ピアースがモジャモジャ頭・・・でもやっぱ素敵
 キャサリン・ゼタ・ジョーンズがまた、美しい~!!
 今まで観た出演作の中で一番キレイだったような気がする

HMVジャパンで詳細を確認する

ガイ・ピアースが出てると言うので『奇術師フーディーニ』(2007・英/豪)を借りて観た。監督ジリアン・アームストロング。出演キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(メアリー役)、シアーシャ・ローナン(メアリーの娘役)。『つぐない』の少女ブライオニー!)、ガイ・ピアース(フーディーニ役)等。

伝説の奇術師とのスリリングな駆け引きを描いた、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演のラブサスペンス。
奇術師のフーディーニは、他界した母の遺言を言い当てた者に賞金を与えると宣言。イカサマ霊能者のメアリーは何とか賞金を手に入れようと奔走する。(TSUTAYA DISCUSより抜粋)

フーディーニって有名ですよね~。ウィキを読むと「現在アメリカで最も有名な奇術師」とありました。日本でいう「引田天功」みたいな感じでしょうか。
(ちなみに私にとっての引田天功は一代目の男性の方。現在の二代目は引田天功というより’プリンセス・テンコー’。)

『ラスト・アクション・ヒーロー』ではフーディーニが魔法をかけたチケットで、映画の世界に入ってましたよね。(←もはや奇術師ではなく魔術師・・・★) 
なんとなくもっと年寄りのイメージだったんですが、ココで描かれるフーディーニは筋トレに励み、各地で精力的にファンサービスもする、パワフルでストイックな体育会系。

そして母の霊との交流会をして、もし交信できたら莫大な賞金を払うと。
しかしイカサマなら許さんぞと。(見抜くのはお手の物~)

今作で描かれるアレやコレやのエピソード(賞金付き心霊交流会、「腹殴っても平気」芸など)は、実際の話でもあったようです。
これから観るつもりの人はネタバレになるので、観る前にフーディーニの経歴を検索するのはヤメた方が良いでしょう。

それほど派手さはないけど、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの魅力で目の保養な一本でした♪
フーディーニがちょっとマザコンっぽかったのが引っかかりましたが^^;

●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

ミステリアス&ロマンティックな雰囲気の映画が好きな人。
フーディーニに興味のある人。

「イントゥ・ザ・ワイルド」・・・80点

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←ラストの顔、めっちゃ脳裏に焼きつくわ・・・
発売日:2009/02/27
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ショーン・ペンが監督したという『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007・米)を借りて観た。出演エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、ヴィンス・ヴォーン、キャスリーン・キーナー、クリステン・スチュワート等。原作『荒野へ』(ジョン・クラカワー)。

若さゆえの生真面目さで自らの心と向き合い、過酷なアラスカの大自然に立ち向かっていった一人の青年の姿を追ったジョン・クラカワーのベストセラー・ノンフィクション『荒野へ』を、オスカー俳優ショーン・ペンがメガフォンをとり映画化。(allcinemaより抜粋)

裕福な家庭に育ったクリス青年が、大学卒業と同時に全てを捨てて旅に出る。
彼はあまりにも純粋で、物質主義のこの社会に馴染めなかったらしく、荒野で自分だけの人間力で生きていきたいと願い、それを実行にうつすのだ(←すごい行動力だなぁ)。
別に人間嫌いだから人里離れた土地で暮らしたいとか思ったわけではなく、どちらかというと人懐っこく、素直に夢に向かって努力するその姿勢(しかもイケメン)は、誰からも好感を持たれるものであったよう。

行く先々で出会った人たちと交流し、応援され、時には「行かないで、ずっと此処にいればいい」と言われながらも信念を曲げないクリス。
彼は幸せだったのか? 本人は幸せだと言っていたが、私には疑問である(それしか幸せと思えないのが、幸せなのかどうなのか、って所が)。
だが、本人が幸せだと言うのだから、もうそれしか仕方が無いのだろう。

でも親の立場から見れば・・・、どうしようもなくつらいと思う。

●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

裕福な家庭の青年は、なぜ大学卒業を待って荒野に挑んだのか。その心の軌跡に興味がある人。

「モンスター ~少女監禁殺人~」・・・面白くは無い。

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原題は『カーラ』←主役の女性(犯人側)の名前。
シャーリズ・セロン主演の『モンスター』とは無関係です。
発売日:2009/02/06
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あらすじを読んで「ん?」と思い、『モンスター』(2006・米)を借りて観た。監督ジョエル・ベンダー。主演ローラ・プリポン。

カーラは恋人ポールに夢中。彼が世間を騒がせている連続レイプ犯だと知ってからも気持ちは変わらず、処女を所望する彼に妹タミーまで差し出す。しかしその最中、手違いでタミーは死亡。一線を越えた2人は次々と少女を誘拐しては陵辱・殺人(しかもその一部始終をビデオで撮影)を繰り返し・・・

1992年、実際にカナダで起こった「ベルナルド事件」を映画化した作品。ポール・ベルナルドとカーラ・ホモルカは結婚し夫婦となってからも、2人で犯行を重ねたという。

これって、ジャック・ケッチャムの短編『雑草』にソックリなんですけど。
てか、あの小説がこの事件を元に書かれたものだったのか! お、恐ろしい・・・

カナダは死刑が廃止された為、ポールは終身刑、カーラは司法取引(夫を売った)で12年という軽い刑になったとか。
もうすぐ出所? もう出所済みか? 恐ろしすぎる・・・

●● 私的、気に入った度・・・・・準新作で借りるほどで無し。 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

実録・鬼畜犯罪モノに興味のある人。

「コントロール」・・・79~80点

税込\2000以上のご購入で全国送料無料!!※代引き手数料を除くコントロール デラックス版■サム・ライリー←トム・ハンクスとディカプリオを足して2で割ったような顔のサム・ライリー。アイメイクを施すと、途端にロック・スターぽく見えるから不思議☆

ジョイ・ディヴィジョンのVO.イアン・カーティスを描いた作品『コントロール』(2007・英/米/豪/日)を借りて観た。監督アントン・コービン。出演サム・ライリー、サマンサ・モートン、アレクサンドラ・マリア・ララ等。PG-12。

ニュー・オーダーの前身“ジョイ・ディヴィジョン”のヴォーカルとしてカリスマ的な輝きを放ちながらも、内面に孤独と苦悩を抱え、わずか23歳の若さで自ら命を絶った伝説のロック・ミュージシャン、イアン・カーティスの短くも波乱に満ちた後半生を、モノクロ・フィルムの繊細な映像で綴る音楽伝記ドラマ。原作はイアンの妻デボラ・カーティスの『タッチング・フロム・ア・ディスタンス イアン・カーティスとジョイ・ディヴィジョン』。(allcinemaより抜粋)

高校生の頃、雑誌でジョイ・ディヴィジョンの記事を読んだ事がある。そこにはこう書かれていた。(なんせ○十年も前なんでウロ覚えですが)
「ボーカルはずっと真下を向いたまま歌いつづけた。こんなにも人を寄せ付けない暗いボーカルは初めて観た。」
それ以来「一体どんなバンドなんだ???」と興味があった。
その後、ニュー・オーダーは一枚聞いてみたが、ジョイ・ディヴィジョンの曲は聞く機会が無いまま現在に至り、そういう面でもかなり期待しての鑑賞であった。

本物に忠実なのかどうか分からないけど、映画ではイアン役のサム・ライリーは、別に真下を向いて歌ったりしてなかった。割とフツーだった。
あれっ、ちょっと肩透かし・・・というのが正直な感想である。

ストーリー的にはイアンの身勝手な恋愛と、癲癇という病に苦しむ様子が描かれる。ステージでも急にガクガク発作を起こしたり。(でもああいうノリの人ってたまにいるから、観客にはそういうパフォーマンスだと思われたんじゃないかな?)
医者には「規則正しく、ストレスのない生活を」なんて言われるけど、ロック・スターにそれは無理な相談。ステージでも家庭でもストレスは高まる一方で、彼は精神的に追いつめられ・・・

今作ではイアン役のサム・ライリーが歌う場面が多いが、本物のジョイ・ディヴィジョンの歌も使われている。
本物のイアンの声は、重く暗めで素敵であった

●● 私的、気に入った度・・・・・こんな男に惚れたら不幸だ。79点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

ジョイ・ディヴィジョンに興味のある人。
70年代後半の英国ロック・シーンが好きな人。

「ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~」・・・82点

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←なんで’the’だけ英文字なんだろう・・・?
発売日:2005/10/07
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ずっと観そびれていた『ビヨンド・ザ・シー』(2004・米/独/英)を観た。

「ユージュアル・サスペクツ」「アメリカン・ビューティー」のケヴィン・スペイシーが、自ら製作・脚本・監督・主演を兼任して、50年代から60年代にかけて活躍した天才エンターテイナー、ボビー・ダーリンの生涯を映画化したミュージカル・ドラマ。(allcinemaより抜粋)

ボビー・ダーリン。全然聞いたことない名前だったけど、しょっぱなの「マック・ザ・ナイフ」で「あーこれ知ってる~!」。ボビー・ダーリンって人が歌ってたのか~

それよりも「サンドラ・ディーと結婚した人」ってほうが、分かりやすかったりして^^;(サンドラ・ディー役のケイト・ボスワース、可愛かった~♪)

ケヴィン・スペイシーってこんなに歌って踊れる人だったんだ~(@@)驚き!!
予想以上に、なんだかすごくイイカンジだった~♪♪

たまにはこういう音楽も良いね^^ 古き良きアメリカって感じ♪

●● 私的、気に入った度・・・・・82点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

スタンダード音楽やミュージカルが好きな人。

「美しすぎる母」・・・68点

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←殺す前に話し合おうよ・・・私からのお願い(--;)
発売日:2008/10/24
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実際の殺人事件をモチーフにした作品というので『美しすぎる母』(2007・スペイン・仏・米)を借りて観た。監督トム・ケイリン。出演エディ・レッドメイン、ジュリアン・ムーア等。性描写・倫理面によりR-18(家族との鑑賞は不可)。

息子が成長して、美しい母を殺すまで。

う~ん・・・『バタイユのママン』より、変態度は薄い。凡人にもまだ理解できる範囲(え?出来ないって?^^;)。その分、妙にイヤラしくて、上品ぶってても一皮むけばソレかよ的な俗っぽさ。

でも実際の事件との事なんで、ホントにこんなんだったのかな・・・。歯止めが無いと、人間って’なんでもあり’になっちゃうんですね~

で、これじゃもうダメダと思って殺したのかな?
でもその後、結局自殺したそうなので、自分も普通には戻れなかったって事なんだろうな・・・

●● 私的、気に入った度・・・・・68点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

実際の事件を基にした作品が好きな人。’壊れた家庭→壊れた心’モノに興味のある人。変態母子モノに興味のある人。

「ヒトラーの贋札」・・・80点

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販売元:東宝
発売日:2008/07/11
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面白そうだった『ヒトラーの贋札』(2007・独・オーストリア)がやっと旧作になったので借りて観た。監督ステファン・ルツォヴィツキー。主演カール・マルコヴィクス。

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツが英米経済の混乱を企図して大量の贋札製造を行った“ベルンハルト作戦”の裏に秘められた感動の実話を、強制的に贋札作りに従事させられたユダヤ系技術者の視点から描いた戦争サスペンス・ドラマ。実際に強制収容所で作戦に関わったユダヤ人生存者アドルフ・ブルガーの自伝『ヒトラーの贋札 悪魔の工房』をベースに、フィクションを織り交ぜスリリングかつドラマティックに綴る。監督は「アナトミー」のステファン・ルツォヴィツキー。(allcinemaより抜粋)

へぇ~。主役の贋作師サリーではなく、反抗してた仲間・ブルガーの自伝を基にした作品だったんだ・・・

映画の主役は、贋作作りの天才サリー。この人が、すっごくいいツラ構え^^ 
渋くて、どっかキザで、絶妙にのある顔です

ナチス物は、どの作品もドラマがありますね・・・
深くは言うまい。

●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

ナチス絡みの話、戦時下のドラマに惹かれる人。歴史的事件(国をあげての贋札作り)に興味がある人。

「ベティ・ペイジ」・・・87点

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←このジャケ写をみて、絵的に「美しい!」と感じた人なら、気に入るんじゃないかな♪^^
発売日:2008/05/23
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土曜日、新聞に小さく「ベティ・ペイジ死去」の記事があった。

11日、米ロサンゼルスで死去、85歳。最近、肺炎で入院した後、心臓発作を起こし、意識不明の状態だった。 米テネシー州ナッシュビル生まれ。(AP通信より)

まだ、生きてたんだ!?それが、今日(12/11)亡くなったなんて・・・。今ちょうど『ベティ・ペイジ』(2005・米)借りてるのに。運命的なモノを感じて、早速観る。
監督メアリー・ハロン(『アメリカン・サイコ』)。主演グレッチェン・モル(『13F』)。R-15。(←R-15にしなくてもいいような気もするけど★)

まだ性に保守的だった1950年代の米国。ボンデージ・ファッションに身を包み絶大な人気を得たピンナップ・ガール、ベティ・ペイジの姿を追う。

終始50年代ぽいスタイル・映像・ファッション・風俗。「扇情的で、若者を堕落させる写真」とか、「(影響が使用した個人だけですまない、という意味で)ヘロインより悪い」とまで言われてるけど、今観れば味のあるコケティッシュともいえるピンナップで、可愛いモンです^^

ベティ自身はとても信心深かったそう。でも写真を撮られている時は「神様は皆に何らかの才能をお与えになった。私には写真のモデルという才能を♪」と実に楽しそうにSM風衣装ヌードになったりしてて。これがとっても自然な流れで、観てる間は矛盾を感じさせないのがスゴイです^^;

そうそう、ベティに最初に言い寄ってくる男の子役で、ノーマン・リーダスがちょこっと出演してました~^^ 

●● 私的、気に入った度・・・・・87点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

絵的に50年代が好きな人。保守的だった時代に、訴えられるほど人の心を虜にした伝説のピンナップガールに興味のある人。