「容疑者Xの献身」・・・80点
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容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD] 販売元:ポニーキャニオン |
年末にTV放映していた『容疑者Xの献身』(2008・日本)を観た。監督:西谷弘。出演:福山雅治、堤真一、松雪泰子など。
東野圭吾の『ガリレオ』シリーズ初の長編にして直木賞受賞の傑作感動ミステリー『容疑者Xの献身』を、大ヒットTVシリーズ「ガリレオ」のスタッフ・キャストで映画化。冴えない人生を送る天才数学者が無償の愛に衝き動かされて仕組んだ究極のトリックに、天才物理学者・湯川学が挑むスリリングな頭脳戦を、ドラマ版のテイストを残しつつも原作の持つ人間ドラマに重きを置いた丁寧な筆致で描いてゆく。(allcinemaより抜粋)
ドラマのガリレオは見てませんでした。この映画放映日の前日にやってたスペシャルドラマも、チラ見したけどイマイチだったので、この映画もあまり期待せずに鑑賞。
そしたら冒頭の実験でバーンと掴みはオッケー。わースゴイ!
で、すんなりストーリーに入っていけましたが・・・
暗い。 暗いね、この映画。哀しすぎるよ。
お正月特別番組、ではなく暮れに放映されたのも頷ける(--
何が暗いって、天才数学者・石神が暗い☆
登場した時から暗い。何しても暗い。どうしたって暗い。最後まで暗い。
そして誰も救われない。
凹みーズとしては「ご馳走様でした」と手を合わせたくなるような話でございました★
これって大ヒットしたんだよね・・・
●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●
☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆
謎解き・推理サスペンスが好きな人。暗く哀しい話でもドンと来いな人。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
こんにちわ、わさぴょんさん。
あたくしも年末のTV放映で~。
普段から邦画はほとんど鑑賞しないから
“どんなもんだろ?”なんて観ましたら、
なかなか面白かったです~!
80点も納得♪
正月特番にチョイスされなくてよかった~。
新曲、大河ドラマと今年は福山さんの年ですな。
投稿: 猫人 | 2010年1月 6日 (水) 11時43分
これは、映画館で観たのさ!(実は福山ファン・今年は忙しいやん)
TVドラマの映画化には、少々辛口にならざるをえないんだけど、これはまずまず。
映画館で、びーびー泣いてました。
ドライなうちのお嬢が録画で観て、ひとこと
「暗っ!!」
ほんまに暗かったなー。
投稿: ちゃぴちゃぴ | 2010年1月 7日 (木) 00時10分
★猫人さんへ------------------------------★
なかなか面白かったですね!
主役が湯川教授じゃなくて石神先生だったのも
成功した要因の一つではないかと思います。
(福山雅治&柴崎コウが悪い、という意味ではなく、
「ガリレオ」の映画化だよ!という主張をウルサク感じる事が無くちょうど良かった、と言う意味)
新曲は聴いてないけど、大河ドラマは観ました♪
男前な龍馬ですなぁ!(^^)今年は観るぞ~♪
★ちゃぴちゃぴさんへ------------------------------★
あけましておめでとうございます♪
私もドラマの映画化って事でナメてましたが
これは一つの映画として完成されてましたね!
私は泣きはしませんでしたが、やるせないというか
なんともやりきれない気持ちになりました・・・
何の為にあんな事やらこんな事まで~(´д`)
途中でパパぴょんに「暗いからちょっと違うの観てイイ?」と却下されかけました★
あとで一緒に続き観たけど(^^;
投稿: わさぴょん | 2010年1月 7日 (木) 07時16分
これ年末にテレビ放映されたのですね~(それ自体知らなかった^^;)
去年観ましたが、私もこれ面白かったです♪
堤慎一がハマリ役だった~!ほんとーに暗い!
でもあまりにも凹みすぎるほどの映画ではなかったので好きです☆
ガリレオはテレビのときも見たことがなかったので、ガリレオの映画版という感じだったら、また違った感想だったと思います。
投稿: アイノワ | 2010年1月 7日 (木) 21時47分
★アイノワさんへ------------------------------★
堤真一、普段は普通にハンサムなのに
背筋を丸めてるだけで全然印象違いましたね~!
ホントに凹む映画なら~
最後、松雪泰子が別人のように「キャハハハ!してやったり~」と逃げてって
堤真一ボーゼン。ってなるかな☆
今作のラストはギリギリ妥当な線、と言える?
でも良い人が救われないのはやっぱ哀しいなぁ・・・
『ガリレオ』シリーズは東野圭吾の小説が原作だそうです。
他は観てませんがクオリティ高そうですね♪
ただ私も今作の「ドラマの映画化!」って感じがしすぎないところが好きでした(^^;
ぎゃんぎゃん言う柴崎コウ、ちょっと苦手で★
投稿: わさぴょん | 2010年1月 8日 (金) 07時13分
犯人の切なさが良かったです。
凄く練った犯行で…日本の映画にしては珍しく?
そして逆に日本らしさも感じたかな?!
ドラマは全く見てなかったんですが…これは意外とお気に入りでした。
投稿: 夢眠 | 2010年1月 9日 (土) 22時16分
★夢眠さんへ------------------------------★
そうそう邦画にしては、というよりTVドラマの映画化としては
かなりの完成度だったと思います(^^)
(ドラマの映画化って事を感じさせず、独立した一本の作品て感じだった)
うん、でも逆に日本的な湿っぽさもあったよね~
その辺のバランスがまたイイカンジでした♪♪
投稿: わさぴょん | 2010年1月10日 (日) 10時23分
私、一年前のこれを録画しておいて全然観てなくて、
「あ、わさぴょんさんは観たんだな」って思ったから、
記事があったの覚えてました~
今年は、なんと1月にまたテレビ放映があったの。
石神の暗い雰囲気、堤真一って上手いなあって思った。
柴咲コウとのじゃれ合いとかを削って、
石神の心情を中心に湯川の葛藤も描かれていたのが、
良かったよね。
誰も救われないのが、悲しくて切なかった・・・
私は凹みました。
投稿: YAN | 2011年1月17日 (月) 17時55分
★YANさんへ------------------------------★
覚えててくれたなんて(;д;)ありがとうございます!
そうそう、今年は新年早々やってましたね!
うん、堤真一は巧かったね~~!
TVシリーズでは柴咲コウがキャンキャンいうのが
ちょっとウザくてあんま好きじゃなかったんだけど
そうれが無かったのが良かったです☆
凹みますよね~~~
なんでこれをお正月に。。。。(--;
投稿: わさぴょん | 2011年1月19日 (水) 07時09分