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「レスラー」・・・88~90点

【枚数限定&両面印刷】[映画ポスター] レスラー (ミッキー・ローク) [DS] ベルリン映画祭で金獅子賞をとった『レスラー』(2008・米)を観に行った。監督ダーレン・アロノフスキー(『π』『レクイエム・フォー・ドリーム』『ファウンテン』)。出演ミッキー・ローク(『ナイン・ハーフ』『死にゆく者への祈り』『エンゼル・ハート』等)、マリサ・トメイ(『忘れられない人』等)、エヴァン・レイチェル・ウッド。R-15。かなり期待しての鑑賞。

ランディ・”ザ・ラム”・ロビンソンは、80年代には大スターだった年取ったプロレスラー。今では金も無く、平日はスーパーでアルバイトしながら週末興行をこなす、孤独なトレーラー暮らし。長年酷使してきた肉体はガタガタで・・・

これはやっぱり・・・泣いた。 観ていて痛々しくて。
ラストの会話で駄目押し。 (´;ω;`)ウウ・・・

プロレスラーって大変な仕事だと思う。観客を喜ばせる為に命を賭けてるのに、見返りは少ない。それでも「俺にはコレしかない」とボロボロの体に鞭打って(ステロイドなど薬の力も借りて)リングに上がる。

ファン(とレスラー仲間)は孤独なランディにとって唯一の味方であり、受け入れてくれる存在。でもコチラがどんな状態でも、お構いなしに熱闘を要求してくる存在でもある。手を抜いたら、そのファンにまで見放されてしまうから、ランディは常に全力投球で臨む。

どこでも言われている事だが、今作の主人公は主演のミッキー・ロークの姿とダブるものがある。80年代にセクシー俳優として一世を風靡しながら、ボクサーに転向し、そのあげく、もはや伝説の猫パンチを披露して、ファンにソッポを向かれたM・ローク。テッペンからどん底まで、辛酸を舐めてきたであろう彼の姿と、年老いたランディの’それでも生きてる’姿が、どうしても重なるのである。

唯一優しくしてくれるストリッパー役にマリサ・トメイ(←この人は年取ってもあんまり変わらない)。ストリッパーと言う事で、体当たりの熱演である。「ストリッパーと客」の関係である二人の、微妙な距離を行き来する会話がとても良い。

今作はなぜかミニシアターで上映館数もとても少ない。(金獅子賞取ったのに・・・)
観る前は「もっとシネコンとかアチコチでやればいいのに?」と思っていたが、今はこれでいいと思える。小さな映画館(うらぶれた感じなら尚よし)でコッソリと泣きたい。そんな気分にさせる作品であった。

●● 私的、気に入った度・・・・・88~90点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

一度はトップに登りつめたが、年取って落ちぶれた中年男が、それでも今も頑張っている話が観たい人(う~む、上手く言えない・・・)。
哀愁漂う孤独な男の人生の物語をみたい人。
プロレスが好きな人。内幕が描かれてて興味深かったです。

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映画-人間ドラマ」カテゴリの記事

コメント

泣きましたか~、泣きましたよぉ。
そうなのよね、うん。

うらぶれてはいないけど、ミニシアターでした(笑)
これって、全国で37館だっけかの上映だそうですねぇ。観られてラッキーだったのかな?
なんか、コレは観ないとっていう想いにかられて観に行った。イントゥ・ザ・ワイルドの時と一緒。
若い頃のボクサー時代の後遺症から整形だそうで、それが崩れたらしいね。ネットで色々彼の半生読んだけど、波瀾万丈ですね。この役は、彼以外ありえなかったなぁ。哀愁がたまんなかったよぉ
(/_;。) ウッウッウッ

投稿: ちゃぴちゃぴ | 2009年6月20日 (土) 21時36分

★ちゃぴちゃぴさんへ------------------------------★

私が観たのもオサレでキレイなミニシアターでした^^;
でもうらぶれた感じのトコなら、もっと雰囲気出たかなぁ、と☆

私も「これは観たい!」と思いました。
『T4』なども劇場で観たい事は観たいんですが
こちらの方がどうしても観たくて・・・

後遺症からの整形か~ でも整形くずれってホントにあるんですね・・怖い
監督はどうしてもM・ロークを主演にしたくて
製作費を大幅に削られても「彼じゃなきゃ!」と主張して頑張ったらしいですね。
ありがとう監督・・・(ノ_-。)

投稿: わさぴょん | 2009年6月21日 (日) 09時14分

こんにちは~
プロレスはあまり知らなかったけど
痛さが伝わって来ましたね。
打ち合わせが有ったにしても
スポーツマンらしい?大雑把な処がイイです。
「グラディエーター」の再現のような
ショーとしても興奮しますね。

ミッキー・ロークの好演が泣けた。

投稿: ワトソン | 2009年6月21日 (日) 09時39分

★ワトソンさんへ------------------------------★

私もプロレスって、どちらかというとキライだったけど
(段取りがきまってるトコがわざとらしくてイヤだった)
今回、たとえ段取りを決めてあっても、痛みやキツサは本物なワケだし
あのショーマン・シップはすごいなぁと、目からウロコでした。

でもあんな大雑把な打ち合わせでできるもんなんですかね^^;
さすがプロ☆

ミッキー・ロークは泣かせてくれました・・・

投稿: わさぴょん | 2009年6月21日 (日) 09時56分

わさぴょんさん、すごい感動したみたいですね~
私も、予告編などで内容を知った時、
ミッキー・ロークの人生と重ねあわせました。
アカデミー賞授賞式で、ショーン・ペンが
「ミッキー・ロークの復活は素晴らしい」みたいな内容の事を
スピーチで言ってましたよ。
顔が崩れても、まさにハマリ役に巡り合えて良かったですよね!

投稿: YAN | 2009年6月22日 (月) 17時47分

★YANさんへ------------------------------★

うん、ミッキー・ロークの復活はマジ素晴らしかったです。
その瞬間に立ち会いたくて映画館に足を運んだと言ってもいいでしょう。
(別に「その瞬間」ではないけど☆)

でも今後も役柄は限られるんじゃないかなぁ?(と又いらん心配を★)
『ドミノ』『シン・シティ』『アレックス・ライダー』と観てきて
どれも崩れ顔を生かす役ではあったけど
特にそれ以上のモノでもなかったし・・・

投稿: わさぴょん | 2009年6月23日 (火) 07時04分

ちわ~っ^^

レスラー、こっちでは上映してないですわ~と思って調べたら、TOHOで上映してましたっ(^^A
先日は本当の試合の最中にレスラーが亡くなったよね?三沢さんだったかな?
最近は頭から落とす大技をしないとお客も
湧かせられないらしくて、皆、死ぬか生きるかの際どい所で技だししているみたいだけど、満身創痍でよく頑張ってるよね。
映画の話題から逸れちゃったけど、
良さそうな作品なので、DVD出たら見てみたいな^^
それでは~♪

投稿: ぴーち | 2009年6月24日 (水) 21時41分

★ぴーちさんへ------------------------------★

TOHOですか! 
じゃあ大手シネコンでやってる地域もあるんだね~

うん、それ、映画の話題からそれてないです。
完全にそういう内容のストーリーなんです。
まさに「満身創痍」それなんですよ!!
年老いた獅子が老体に鞭打って・・・
「栄光」と「老い」を感じさせる作品であります。
あ~涙・・・(;;)

投稿: わさぴょん | 2009年6月25日 (木) 07時03分

あ、TBが成功しておる!
がんばりましたね、「ローク」。入れ替えると「クロー」ですもん。苦労するわ、こりゃ。(笑)
エヴァン見たさで行ったのですが、マリサ・トメイのほうが、いい役でした。
トメイっていうのも面白い名前のような。

投稿: ボー | 2009年6月26日 (金) 22時44分

★ボーさんへ------------------------------★

えーと「ロクー」でもない、ってのもあるかな(←言わなきゃ良かったか)

エヴァン(って書くとエヴァンゲリオンを連想)よりは
やはりマリサ・トメイが味・深みがあって良かったですねぇ!
亀の甲より年の功~♪

マリサ・トメイは昔『忘れられない人』を観て以来、好きな女優さんの1人ですが
代表作『いとこのビニー』は未見のまま。
なんかソソラレナイ題名で~(´д`)

投稿: わさぴょん | 2009年6月27日 (土) 18時56分

レスラー観たいですhappy01!!
アカデミー賞の記事をみたときに、M・ロークが出ていて、映画のあらすじも書いてあって良さそうだなと思いました。
πの監督だし面白そうな予感。
私もきっと泣いちゃいそうだな~って思いました☆

投稿: アイノワ | 2009年7月26日 (日) 22時19分

★アイノワさんへ------------------------------★

最後がブツ切れのような気もするけど
そこに至るまでの過程が丁寧に描かれていて
とっても良かったですよ~(*^-^)
もうね~、M・ロークと主人公がダブって見えてしょうがない。
切ないです。グッときます。ぜひ観てください!

投稿: わさぴょん | 2009年7月27日 (月) 07時17分

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