「ヒトラーの贋札」・・・80点
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ヒトラーの贋札 [DVD] 販売元:東宝 |
面白そうだった『ヒトラーの贋札』(2007・独・オーストリア)がやっと旧作になったので借りて観た。監督ステファン・ルツォヴィツキー。主演カール・マルコヴィクス。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツが英米経済の混乱を企図して大量の贋札製造を行った“ベルンハルト作戦”の裏に秘められた感動の実話を、強制的に贋札作りに従事させられたユダヤ系技術者の視点から描いた戦争サスペンス・ドラマ。実際に強制収容所で作戦に関わったユダヤ人生存者アドルフ・ブルガーの自伝『ヒトラーの贋札 悪魔の工房』をベースに、フィクションを織り交ぜスリリングかつドラマティックに綴る。監督は「アナトミー」のステファン・ルツォヴィツキー。(allcinemaより抜粋)
へぇ~。主役の贋作師サリーではなく、反抗してた仲間・ブルガーの自伝を基にした作品だったんだ・・・
映画の主役は、贋作作りの天才サリー。この人が、すっごくいいツラ構え^^
渋くて、どっかキザで、絶妙に味のある顔です
ナチス物は、どの作品もドラマがありますね・・・
深くは言うまい。
●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●
☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆
ナチス絡みの話、戦時下のドラマに惹かれる人。歴史的事件(国をあげての贋札作り)に興味がある人。
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コメント
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ナチス絡みのものとしては、ちょっと意外な内容でしたね~。
今だから上映出来る内容だな~という感じです。
それにしても、サリー役の人、渋いタイプでした!
わさぴょんちゃん、渋いタイプに弱いでしょw
投稿: ぴーち | 2008年12月22日 (月) 21時15分
どうしても、ドイツ映画でアカデミー外国語映画賞関係っていうと、「善き人~」と比較されちゃうんだけど
これも、エンディングがよかったなぁ。
このおじさんも、なかなかナイス~。
ドイツ映画が、結構掘り出し物多いですねぇ。
投稿: ちゃぴちゃぴ | 2008年12月23日 (火) 00時33分
ナチス大好き!!
とか言うとドイツだとけっこう問題になるのでしょうか?
でも、ナチス関係には興味ありますねー。
これは見たことないですが、気にはなってました。
ちなみにナチス幹部の中では、
特に宣伝相のゲッベルスに興味ありです。
投稿: べえし | 2008年12月23日 (火) 03時47分
★ぴーちさんへ------------------------------★
うん、弱いかも(*^.^*)☆
渋いのも、分かりやすく美形なのも、なんでも来いですが★
ナチス、こんな事までやらせてたなんてねぇ~
実話ってトコがスゴイです・・
★ちゃぴちゃぴさんへ--------------------------★
外国語映画賞とるだけあって、いい作品でしたね^^
>ドイツ映画は掘り出し物が多い
うん、そんな気がする!
でも、良作しか日本に入ってこないからそう思うのかも?
★べえしさんへ------------------------------★
今でも「ネオナチ」とか時々ニュースで見るよね~
ユダヤ人の方達にとっては、生きた心地がしないのでは・・・
ずっと「ゲッペルス」だと思ってたけど「ゲッベルス」なんですね~
私も’宣伝の天才’と言われた彼には、ちょっと興味があります。
投稿: わさぴょん | 2008年12月23日 (火) 07時58分
こんばんは~
私も旧作になって観たばかりです。
主役の人鼻が曲がっていてなかなかの好い顔していてましたね。実話だったなんてね。
国家ぐるみでやれば極秘作戦ということで
正当化されるのでしょうか。
人種差別が彼らを収容所に集めたのですが、
仕上げにはプロが必要だった。
つまり贋金つくりの主人公が最高の条件で
本物を作る事になるわけですね。
大事なのは命がけという事ですね。
ラストがあんなことになるなんて思いませんでしたが。
ドイツ映画も面白いですね。
投稿: ワトソン | 2008年12月23日 (火) 22時55分
★ワトソンさんへ------------------------------★
ねー実話だなんて驚きですよね~!!
ナチスも、贋札なんて犯罪までやってたとは!
(やってる事ほとんど全て犯罪のような気もしますが)
そしてユダヤ人を脅して作業させてたとは!
成功しても失敗しても殺すつもりだったなんて、八方ふさがりですよね・・・
でもこういう展開になって、結果的にあの反抗的な人がストライキして良かった・・・のかも。
でもその時はみんな必死だしね~
投稿: わさぴょん | 2008年12月24日 (水) 07時09分
ナチス絡みの作品って、やっぱり重さがあるし、
それに残酷性・悲劇性が加わって、ドラマティックですよね。
ものすごくいろんな作品があるけど、ハズレが少ないですね。
主人公は元々贋札作りの犯罪者で、
他人の事などおかまいなしの人だったのに、
だんだん仲間を守ろうと奔走する人に変化していってましたね。
特徴ある顔立ちで、とても存在感がありました。
投稿: YAN | 2008年12月24日 (水) 16時28分
★YANさんへ------------------------------★
うん、なんかハズレが少ない気がするする☆
ドラマティックにならないわけが無いんでしょうね・・・
そう!主人公サリーが段々周りのことも考えて善人な感じになっていくのがなんだか良かったです。
ドイツでは活躍している役者さんなんでしょうか?
この人のほかの作品も観てみたいですね~
投稿: わさぴょん | 2008年12月24日 (水) 17時42分