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「コード・アンノウン」・・・37点

コード・アンノウン DVD コード・アンノウン

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ミヒャエル・ハネケ監督5作目「コード・アンノウン」(2000・仏・独・ルーマニア合作)を観た。主演ジュリエット・ビノシュ。これまではオーストリア製作(ドイツ語)だったが、今作でフランス・デビュー!オープニングもそれまでと違ってちゃんと映画会社のロゴから始まる。なんだか安心^^; 映像の色合いも微妙に違う気が。

最初「それぞれの未完の旅の物語である」という文章が出て、『カフカの「城」』が頭をよぎる。未完とは、つまりオチを望むなという事ですね?・・・悪い予感★ ハネケ、本領発揮か?

パリに住む女優(J・ビノシュ)、その弟など、色んな人の群像劇。

あー、ダメ。睡魔との戦い。何度も意識を失い、巻き戻し。観るのにすごく時間がかかってしまった★しかも、ストーリーさっぱり分からず(´д`)

冒頭、聾学校でジェスチャー・ゲームをやっている。女の子のジェスチャーに対し、子供達が「怒られた?」「刑務所?」などと答えていくが、女の子は首を横に振るばかり。そして結局、回答が示されないままストーリーが始まっていく。

女優が演技している所を映す、と言うシーンが何の前触れもなくあり、ドッキリする。「隠された記憶」の冒頭でも(いやコチラが後か)使われていた手法。

ハネケ作品は、だいたい1つのエピソードの後ぶっつり画面が暗転して他の場面に映るのだが(ジム・ジャームッシュの初期作品もそんなやり方)、今作は終盤3~4つのエピソードで、場面は変わるのに音声はドラム隊の音楽が響きっぱなし(セリフは聞こえない)という状態が続いた。そしてラスト、また聾学校の子(?)が手話で一生懸命に何か訴えているが、サッパリ分からないまま(字幕も無し)終わる。

要するに、(主に言葉による)コミュニケーションの難しさ、とか、ちゃんと言っているのに中身が伝わらないもどかしさ、みたいな事が言いたかったのでしょうか。ラストの手話の意味が分かる人、いたら教えてください。(そういえば手話って万国共通?)

●● 私的、気に入った度・・・・・まさか二日続けて30点台とは。 37点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

単純明快な娯楽作ではなく、難解な作品が好きな人。ハネケのファン。

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コメント

わさぴょんさん、睡魔と戦いながら、根気良く鑑賞してますね。
なかなか忍耐強いですね~
ストーリーが分からないと言いながらも、理解しようと努めてるし。えらい!
『ハネケ監督、ありがたく思いなさいよ』と言いたいです(≧ε≦)

手話は万国共通ではないですよ。でも似てる部分もあるかもしれません。

投稿: YAN | 2007年11月14日 (水) 15時36分

YANさんへ

修行のようです・・・(~_~;)
でもハネケ監督は素敵なロマンスグレー(死語)のおじ様で。
って結局、監督の顔が気に入ったから観てんのかい!^^;
手話にも「日本語バージョン」「英語バージョン」みたいのがあるんでしょうか。
どうせなら統一すればいいのに、って一瞬思ったけど
それを言ったら話し言葉だってそうですもんね~

投稿: わさぴょん | 2007年11月14日 (水) 17時42分

ハネケ週間も終わりにあたり、自分の記事を読み返していたら
急に思いついたので自分にコメント。

そーか!
これってきっと「コミュニケーションの難しさ・限界」みたいなものを
描いたイメージビデオなのかも!
だからストーリー重視で見てると眠くなっちゃうんじゃないかな?

投稿: わさぴょん | 2007年11月15日 (木) 18時07分

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