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2007年11月の31件の記事

「46億年の恋」・・・70点

46億年の恋 豪華版 DVD 46億年の恋 豪華版

販売元:松竹ホームビデオ
発売日:2007/02/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

松田龍平安藤政信出演の「46億年の恋」(2006・日本)を観た。監督:三池崇史

刑務所内での少年達(殺人犯)の恋愛のような心の動きと、そこで起こる殺人事件をサスペンスタッチに描写する話。女は一人も出てこず。

刑務所長役の石橋凌が、眉毛全剃りでの怪演。強い男の象徴(金森穣 )の妙な踊りが躍動的でちょっとカッコいい。

●● 私的、気に入った度・・・・・70点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

小汚くも美しい少年達が見たい人。同性愛モノが嫌いな人には不向き。

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「モンテ・クリスト伯」・・・80点

モンテ・クリスト-巌窟王-TV放映していた「モンテ・クリスト伯」(2002・米・アイルランド)を観た。監督ケビン・レイノルズ、出演ジム・カヴィーゼル(「パッション」)、ガイ・ピアース(「メメント」等)。アレクサンドル・デュマの同名小説(「モンテ・クリスト伯-岩窟王-」)の映画化。

ナポレオンが生きている頃のフランス。信じていた友の裏切りにより、城に13年間も幽閉されていた男が、脱出して手に入れた財宝を元に別人として社交界にデビューし、復讐に燃えるさまを描く。

全8巻の長編小説を二時間にまとめてあるとは思えないほど、自然な仕上がりでした。私は原作は未読なのですが、「原作の世界観は損なわれていない」みたいにTVの前説で言ってました。

主人公は「復讐なんてやめとけ」と何回も言われますが、ガンとして聞かず。もし私なら・・・巨万の富を得た時点で、’全てを失ってまでの復讐’はヤッパやめとくかも。

しかし、新聞のTV欄で「ジム・カヴィーゼル」と見たとき、一瞬スキンヘッドで社交界にデビューする姿が頭に浮かんだ。(←それはヴィン・ディーゼル!)じゃなくて、えーっと「ドーベルマン」の・・・(←それはヴァンサン・カッセル!)

●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

歴史ロマンあふれる冒険話が好きな人。ちょっと暗めですが。

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「涙そうそう」・・・60点

涙そうそう スタンダード・エディション DVD 涙そうそう スタンダード・エディション

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2007/03/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

TV放映していた「涙そうそう」(2006・日本)をやっと見た。監督:土井裕泰。

舞台は沖縄。血のつながりの無い兄(妻夫木聡)と妹(長澤まさみ)の思いやりあふれるドラマ。

一応カテゴリ「感動、泣ける」に入れましたが、私は泣けませんでした。いい話だけど・・・・ただそれだけ。子供の頃読んだ少女漫画とストーリーほとんど同じだよ~(当時は号泣)。

●● 私的、気に入った度・・・・・良かったのは’舞台:沖縄’ってトコだけ。 60点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

感動的な良い話、泣ける人情話が好きな人。沖縄が好きな人。

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「ラストキング・オブ・スコットランド」・・・88点

ラストキング・オブ・スコットランド DVD ラストキング・オブ・スコットランド

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2007/10/05
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ツタヤで準新作もOKの半額クーポンが来たので、”ずっと観たかった&まだまだ旧作になりそうに無い”準新作「ラストキング・オブ・スコットランド」(2006・英・米)を借りた。監督ケヴィン・マクドナルド、出演ジェームズ・マカヴォイフォレスト・ウィテカーなど。残酷描写でR-15

若いスコットランド人医師の目を通して、ウガンダ国の大統領アミンの独裁政治を描く。

アミンといえば思い出すのは『待つわ』(歌:あみん)、もしくは『食人大統領アミン』(1982・英)←未見ですが。

このF・ウィテカー演ずるアミン大統領のカリスマ性がスゴイ。登場して「ウガンダ万歳!」との一声で民衆(私も含む)の心わしづかみ。パワフル、人懐っこい笑顔、分かりやすいスピーチ。一気に惹きつけられます。

晩餐会のスピーチでは「人肉は使ってないのでご安心を」とのセリフがあり、コチラの心を見透かされたようでちょっとドキドキ。

で、若き医師はアミンに気に入られて、贅沢を謳歌するんだけど・・・。’近くにいる人ほど大統領の気分次第でどうにでもなって、紙一重の位置にいる’って事を理解した時はもう遅くて(ーー;)

終盤にR-15も納得の残酷描写が二箇所ほど。これがまたハンニバル・レクター並みの凄さ★ そこまで普通だったんでなんとなく心の準備が出来ていなくて、思わず「あ”~!((゚ロ゚; ))」って顔になっちゃいました。

ちなみに医師ギャリガン役のJ・マカヴォイは『ナルニア国物語』でフォーンのタムナスさん役した人。タムナスさんがこんな事~(@_@)。そしてアミン役のフォレスト・ウィテカーはこの年のアカデミーなどの男優賞は総ナメだったそう。それも納得。

●● 私的、気に入った度・・・・・88点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

悪名高き独裁者’アミン大統領’を描いた作品に興味のある人。

**TBしています**→ 夢眠の映画館

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「ジェーン・バーキン in シンデレラ」・・・80点

ジェーン・バーキン in シンデレラ DVD ジェーン・バーキン in シンデレラ

販売元:ビデオメーカー
発売日:2006/12/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

子供と「シンデレラ」(2000・英)を観た。監督ビーバン・キドロン、出演マルチェラ・プランケット(シンデレラ役)、ジェーン・バーキン(妖精?マブ役)、キャスリーン・ターナー(継母役)等。

ちょっとアレンジ有りの「シンデレラ」。王子が舞踏会でロックスターばりに歌いだすし、ガラスのくつも、かぼちゃの馬車も出てこない。継母たちはオープンカーに乗って舞踏会に行き、レッドカーペットでパシャパシャ写真とられたり。

継母の連れ子であるお姉さま達は、下品で意地悪なのだが結構美人。部屋では黒い下着にガーターベルトだったりして(~_~;) 常に胸元あらわなドレスで、「王妃になるにはセクシードレスとお色気メイクよ」なんて言ってて。

でも子供に見せたくないシーンなどは無く、かつ大人も結構楽しめる作品でした♪ 

ジェーン・バーキンはいわゆる魔女の役割なんだけど、水の精?みたいな、半分人間みたいな・・・神秘的な感じでステキでした^^

●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

ファンタジック・ロマンチックな楽しいおとぎ話が見たい人。

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「奇人たちの晩餐会」・・・70点

奇人たちの晩餐会ツタヤの棚で見かけるたびに気になっていた題名。「奇人たちの晩餐会」(1998・仏)を借りて観た。監督フランシス・ヴェベール。出演ジャック・ヴィルレ(ピニョン役)、ティエリー・レルミット(ピエール役)、カトリーヌ・フロ(マルレーヌ役)、ダニエル・プレヴォスト(シュヴァル役)等。

ピエールら金持ち連中は毎週水曜日に「バカの晩餐会」を開いていた。誰が連れてきた客が一番バカかを密かに楽しむのだ(ヤナ奴~)。そんな晩餐会に、ひょんな事から招待された’マッチ棒で模型を作るのが趣味’のピニョン。だがピエールが当日ギックリ腰になった事から、事態は思わぬ方向へ・・・。

ピニョンとピエールの掛け合いで笑わせるのですが、ほとんど室内劇で「奥様は魔女」とか「吉本新喜劇」を観てるような気分に。終盤クスリとしましたが、期待が大きかったせいか、私には今ひとつでした。(yahoo映画などでは絶賛されていた)

鑑賞中のパパぴょんとの会話↓

(私が寝そうになっているのに気づいて)「面白いか?」私「ん~・・・これから面白なってくるんかなぁ・・・(逆に)面白い?」「オモロイ(と思う)よ。」。 

スマンな、奇人な妻で。

●● 私的、気に入った度・・・・・70点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

アメリカ産のコメディとは一味違うコメディが観たい人。

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★「ブラックブック」・・・80点

ブラックブック DVD ブラックブック

販売元:Happinet(SB)(D)
発売日:2007/08/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ポール・バーホーベンが故国オランダに戻って撮った「ブラック・ブック」(2006・蘭・独・英・ベルギー)を観た。PG-12。出演カリス・ファン・ハウテンセバスチャン・コッホ等。

ナチス占領下のオランダが舞台。家族をナチスに殺されたユダヤ人女性がレジスタンスになり、スパイとしてナチ将校の愛人に・・・。

この将校(切手収集が趣味)が個人としては悪い人じゃなくて、ヒロインも惹かれていきます。もう一人、生きる為にナチ将校の愛人をやってる女性も出てくるんだけど、コチラのお相手は「腹のでたブサイクエロ親父(しかも性格悪そう)」。もし逆だったらどうなったかな~なんて考えてしまいました。

ポール・バーホーベン監督。彼の作品の印象を一言で言うと「露骨」・・・(-_-;) もちろん好きなんですが♪ 初めて観たのが『第4の男』だったからなぁ~^^;

●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

ナチ絡みの作品が観たい人。戦争・レジスタンス・スパイなどの話が好きな人。

♪♪ トラックバック → ♪♪ ワトソンさんの’好きな映画をさがして!'

(以下、ネタバレ有り。要ドラッグ)

戦争が終わり、敗戦国に良い顔をしていた女性達が「売女」として髪を切られたりするシーンがあるのですが、あの彼女(ヒロインじゃ無い方)はなんでそうならなかったのかが不思議。(ちゃっかり勝った国の兵士の膝でパレードしてた。) やはり”女は愛嬌”ってことか?

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「砂の女」・・・80点

砂の女 特別版

ずっとずーっと観たかった「砂の女」(1964・日本)をやっと観る事ができた。安部公房の同名小説の映画化。監督:勅使河原宏、出演:岡田英次、岸田今日子など。

砂漠に昆虫採集にきた男が、砂の穴の底に建てられた家に泊まるよう案内人に勧められる。一晩だけのつもりだったが縄バシゴが外され逃げられなくなってしまう。そこには女が一人で住んでおり「男手が足りないからね・・・」。男は何とか逃げ出そうとするが・・・。

10年以上前に原作を読んで以来、ずっと観たかった作品。やっと観ました(T_T)感無量。

なんちゅーか、わりと原作の世界に忠実だったと思う。岸田今日子は(当たり前だけど)すっごく若い!ファニーフェイスに可愛らしい声で、どことなくCHARA似(話し声がビブラートなのは現在と変わらず)。岸田今日子の裸って・・・と観る前はちょっとコワゴワだったけど、特に違和感も無し。主人公役の人も味のある男前さんでした(よく知らないけど)。

ストーリーは、深いです。昆虫を標本にしていた主人公だが、逆に自分がとらわれる。何のために生きるのか。生きる意味とは。自由とは。そんな感じのテーマが盛り込まれています。語るとキリがないと思われるので、まあ私的にはこの辺で。

●● 私的、気に入った度・・・・・良かったけど原作以上では無し、80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

良質の芸術。映画好きの方、観る機会があればとりあえず一回はどうぞ。

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英語のコメントについて

昨日から急に、英語のコメントが来るようになったんですが。これ、何でしょう?読んでもサッパリ分からないし。そして必ずメールアドレス(海外)とホームページのアドレスが。

なんか知らないけど、スパム・コメント? 見つけしだい削除していますが、皆さんクリックしないようにね!

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「HUNT」・・・50点

HUNT予告編が面白そうだった「HUNT」(2006・英・豪)を借りて観た。監督ニック・コーエン、出演アシュレイ・ハミルトン、ジョン・ノーブルなど。

孤島にバカンスにやってきた若者達が一人ずつブードゥーの生贄になる話。原題は「ブードゥー・ラグーン」。

ネットで見つけた格安旅行。「開業前だから安いんだって」と行きの飛行機の中で旅行社のアンケートを記入する能天気な若者達。そこには「あなたの最大の恐怖はなんですか?」と言う項目もあって^^;はい、後はもうどうなるかお分かりですね~

でももしかして「IT」ぽくて面白いかも?とか思ってたんだけど、全然ダメ。ツマンナイ。話がありきたりな上に、儀式が全然痛そうじゃない。蜘蛛がちょろちょろ動くケースに顔突っ込まれるなんて、お笑いの罰ゲームでよくありそうだし、唯一の見せ場になったかもしれない’股間に釘’のシーンも演技ヘタすぎ。動きと叫び声ズレてるよ!

「24」の脚本家ニック・コーエンが監督、と書いてあったので期待しすぎました(-_-;)いや、期待せずに観たとしても、これはヒドイ・・・79分と短かったのがせめてもの救い★

●● 私的、気に入った度・・・・・50点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

とにかくB級ホラーなら何でも観たい人。

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「ブリー」・・・83点

BULLY / ブリー DVD BULLY / ブリー

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2003/11/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

マイケル・ピットの演技がすごいと聞いて「ブリー」(2001・米)を借りて観た。性描写&倫理面でR-18。監督ラリー・クラーク(「KIDS」)、主演ブラッド・レンフロ(「依頼人」「スリーパ-ズ」)、ニック・スタール(「ターミネーター3」)、レイチェル・マイナー(マコーレー・カルキンの元妻)、ビジョウ・フィリップス、マイケル・ピット(「ヘドヴィク&アングリー・インチ」「完全犯罪クラブ」「ラストデイズ」)、レオ・フィッツパトリック(「KIDS」のクソガキ)。すごいメンバーだ・・・

1993年に米フロリダでおきたボビー・ケント殺人事件をもとにした作品。幼馴染のマーティ(B・レンフロ)とボビー(N・スタール)。マーティは威圧的なボビーに支配されながらもいつもツルんでいる、なんだかイビツな関係。そんなマーティにもリサという彼女(R・マイナー)が出来た。愛する彼氏を殴るボビーを許せない彼女。そして皆でイジメッ子(=ブリー)ボビーを殺す事に・・・。

以前観た「さよなら、僕らの夏」よりもう少し年齢が上で、タチが悪いバージョン。

最近新聞をにぎわした事件で似たような話が有りましたね。友達だったのにメールで恐喝して自殺に追い込んだという。今作では皆クスリでハイになってたりしてごく軽いノリで、ボビーの事を良く知らない仲間までが「♪ コ・ロ・セ! コ・ロ・セ!♪」と盛り上がる。それがどんなに恐ろしい罪かなんて、深く考える人間がココには存在しない。

そして結局とてつもなく重い刑が課せられる(マーティは電気イスで死刑、リサは終身刑など)。エンディングで「実際にはまだ裁判中」と出る(死刑はまぬがれたみたい)けど、今でもまだ裁判中なのかな?なんとか罪の重さを自覚して反省してほしいものです。

マイケル・ピットの演技が、というより、皆それぞれにハマリ役で衝撃的でした。

●● 私的、気に入った度・・・・・リアルな衝撃度に、83点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

とにかくリアルに浅はかな若者像(米・底辺あたり)が観たい人。

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お友達ブログ紹介

パパぴょんに勧められて始めたブログが、早いものでもう8ヶ月続いています。一番「良かった!」と思うことは、なんと言っても映画を語り合えるお友達が出来た事(^。^) 普通に生活してたら、なかなかここまで映画好きの人に巡り合えなかったでしょう☆ 皆さん、いつも(いや、今日が初めての人も)私の戯れ言にお付き合いくださって、ありがとうございます!

普段こんな記事は書かないのですが・・・、今日は、最近出来たお友達の中でも特に’ホラー映画大好き’なお友達「セス」さんをご紹介したいと思います。

セスさんの勝手にコピーライター宣言という映画ブログを、私はいつも楽しく読ませてもらっています。ホラー以外の作品もありますが、かなりコアなホラー(最近のでは『ヒルズ・ハブ・アイズ(サランドラのリメイク)』や『ゾンビ3D』など)もおさえていて、ホラー好きな人なら語り合いたくなる事ウケアイ^^ 

今回なぜこういった記事を書こうと思ったか。それはセスさんのブログのコメント欄が「わさぴょん」「セス」「わさぴょん」「セス」・・・と私の独占状態になっているから☆こんな面白い記事を私が独り占めしている(みたいな気分)なんてモッタイナイと思えてきたのです。

というわけで、みなさん是非一度セスさんのブログに遊びに行ってみてくださいね!

セスさんのブログ → 「勝手にコピーライター宣言

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「盲獣VS一寸法師」・・・70点

盲獣VS一寸法師 DVD 盲獣VS一寸法師

販売元:クロックワークス
発売日:2004/10/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「盲獣」つながりで、こんなのがあったので借りて観た。監督:石井輝男、出演:リリー・フランキー、塚本晋也、平山久能、リトル・フランキー、藤田むつみ、橋本麗香など。原作:江戸川乱歩。2001・日本。

江戸川乱歩の「盲獣」「一寸法師」を組み合わせて、明智小五郎が猟奇殺人事件に挑む、という話に仕上げている。らしい。(両方とも読んだこと無いので、どの程度原作に忠実なのかは不明)

一言で言うと「変態映画」。『ツィゴイネルワイゼン』と『フリークス』を足して2で割ったものを、もっとチープで毒々しく下品にした感じ。

フィルムじゃなくてビデオで撮影したもののようで、それがチープさに輪をかけています。

キャストがなぜか異色に豪華。明智小五郎役の塚本晋也を始め、園子温、手塚眞、熊切和嘉らもちょっとづつ顔を見せている。なぜか及川ミッチーもちょっとだけ出演。よくこんなの出たね・・・。

平山久能@盲獣の変態演技には参りました~(゚.゚) こんな人ホントにいそう(犯罪者で)★

●● 私的、気に入った度・・・・・ビデオ画質のリアルさに色んな意味で食傷気味、70点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

エロ度・グロ度・ナンセンス度、どれをとってもハイレベルでチープ。変態映画が観たい気分の人、どうぞ。

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「ロスト・チルドレン」・・・95点

ロスト チルドレン [ポスター]ツタヤに行く度、「これ、観た事あったっけなぁ・・・?」と、ずっと気にはなっていた「ロスト・チルドレン」(1995・仏)を観た。監督ジャン=ピエール・ジュネ(「デリカテッセン」「エイリアン4」「アメリ」「ロング・エンゲージメント」)、マルク・キャロ。出演ロン・パールマン(ワン役)、ジュディット・ヴィッテ(ミエッテ役)、ドミニク・ピノン(クローン役)。

久しぶりに「映画」を観た。そんな気がした作品。

近未来を舞台に、見せ物小屋の怪力男と気丈な少女が繰り広げる冒険を描いた異色映像絵巻。(goo映画より抜粋)

とにかく美術が素晴らしい。ダークで幻想的でシステマティック。「デリカテッセン」や「エイリアン4」が好きな人なら大好きになると思う。「アメリ」が好きだから、と観るとちょっと違うかも。しかし、よくこのテイストで「エイリアン4」に抜擢されたもんだ・・・。それはそれで、お互いにとって良かったのかどうか。

今作を見ている間、いろんな作品が頭に浮かびました。「ルパン対複製人間」(マモーのヤツ)みたいなしゃべる脳も出てくるし、怪力男をみてると「(フェリーニの)道」や「二十日鼠と人間」を思い出す(ちょっと違うか)。 もっといろいろ浮かんだけど忘れた(ーー;)

結局、未見だった作品でした。こんな素敵な映画を見逃さなくて良かった・・・♪

●● 私的、気に入った度・・・・・95点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

SFチックでキツいめのおとぎ話が好きな人。不思議の国のアリス系が好きな人。

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「バリア」・・・65点

DVD バリア

販売元:ビデオメーカー
発売日:2007/04/04
Amazon.co.jpで詳細を確認する

B級感あふれる予告編ながらも面白そうだった「バリア」(2005・カナダ)を借りて観た。監督ジェイミー・A・カーティス、出演デレク・ハミルトン、エイミー・パーフェクト、フィオナ・グラスコット、ボーヤン・ブケリック。

ヨーロッパの古城を訪ねた4人の男女が、見えないバリアにさえぎられて出られなくなってしまう。そして「ずっと閉じ込められていた」という男が現れて・・・

中世の呪い?みたいなんですが良くわからずじまい。謎の男の存在もちょっと弱い。ラストも弱い。女子二人のクスクス笑いだけが印象に残った(-_-)

●● 私的、気に入った度・・・・・65点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

古城ファン。脱出不可能系サスペンスが好きな人。

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「蛇イチゴ」・・・80点

蛇イチゴ」(2003・日本)を観た。「ゆれる」の西川美和監督のデビュー作ということで、以前から探していた作品。ちょっと時間があったので、ツタヤで目を皿のようにしてジ~ックリ棚を見てたら、ありました^^;出演:つみきみほ宮迫博之(雨上がり決死隊)、大谷直子(この人の顔ってマンガ「人間交差点」の女の人みたい)、平泉成、手塚とおる等。

主人公は一見平凡で幸せな家庭の娘(小学校教師)。父は仕事熱心なサラリーマン、母はボケた義父を献身的に介護、自分は結婚を約束した恋人もいてごく普通に幸せだった。が、実はそれはとても微妙なトコロでぎりぎりバランスを保っていたのだ。そんな時、10年間音信普通だった鼻ツマミものの兄が帰ってきた事から・・・

期待どおり、というか^^;人間の「そこはあんまりホジクリかえして欲しくないなという部分を見せる作品。「ゆれる」では’ポタポタこぼれるお酒のしずくで、兄のズボンが濡れる’シーンが1番印象に残ってるんだけど、今作でもそんな感じの居心地の悪さというか、気持ちは分かるけどどうにもイタイというか、そんなエピソードが満載。うまいね西川美和!

でも主人公の婚約者が全然魅力的に見えなかったんですが(´д`)なんであんなのと結婚したいと思ったんだろ? 閉鎖された空間(小学校教師)で限られた対象しかいないとそうなってくるもんなのかなーなんて、逆にリアルだったりして。

ずっと介護してきた人間に向かって「偉いわ~、感謝してるよホント~、私だったら出来ないわ~」という親戚のオバサン。いるいる、こういう無神経な事言って、ねぎらってるつもりの人(-_-メ) 出来る出来ないの問題じゃなくて、そうなったらやらなきゃしょーがないんだと思うけど★ 

●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

非ホンワカ系家族ドラマを観たい人。でも語り口は軽妙です♪

関連記事 → 「ゆれる」・・・81点

♪♪ トラックバック → ♪♪夢眠さんの’夢眠の映画館’

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★「タイム・オブ・ザ・ウルフ」・・・81点

タイム・オブ・ザ・ウルフ DVD タイム・オブ・ザ・ウルフ

販売元:video maker(VC/DAS)(D)
発売日:2007/02/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ハネケ週間最後の作品「タイム・オブ・ザ・ウルフ」(2003・仏・オーストリア・独)を観た。主演イザベル・ユペール(「ピアニスト」のヒロイン!)。ベアトリス・ダル(「ベティ・ブルー」のヒロイン!)もチョコっと出演。

序盤、イザベル・ユペールがいきなりケポッと吐くシーンがあるので、食事しながらの鑑賞は止めたほうが無難。

地下水の汚染によって滅びかけている世界(農村部)が舞台。そこに生き残った人々のドラマを描く。電気が無いので、暗くて炎だけの場面が多い。

これは眠くなりませんでした!良かった~^^;6本中一番普通に面白かったかも☆

一言では言いにくいけど、ゾンビ物みたいに迫り来る恐怖!ってんじゃなくジワジワと(少ない水・食料、見失いそうな生きる目的、生き残る為ムキ出しになる人間のズルさ・恐ろしさ)心理的に追いつめられます。

イザベル・ユペールが「ピアニスト」(2001・仏)(←かなりスゴイ!)に続き出演したハネケ作品ですが、企画自体はコチラが先だったそう。「でも当時資金が集められなくて。『ピアニスト』のヒットでお金が出来たのでやっと今作を作れた」とこれまた監督インタビューで仰ってました。

少年と少女の交流と羊のエピソードもかなりヤルセナイ・・・★そしてラストがこれまたなんとも・・・。というわけで「ここ1年で見たヤルセナイ作品№1」に認定します(-_-;)

●● 私的、気に入った度・・・・・81点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

世界の終末に生き残った人たち、という話が好きな人。(でもSFではなく、農村部での人間ドラマです。)

(以下、ネタバレ有り。要ドラッグ。これから観る人は読まないで~)

終盤、子供が炎の中に飛び込もうとする。それで世界を救う(と言う話を信じた)ために。そしてそれを止めた男が「そんな事しなくていいんだよ、やろうとしたその気持ちだけでいいんだよ。きっと明日になれば世界は変わる。きっと救われるよ・・・」と半分自分にも言い聞かせるように、しかし何の根拠も無い気休めでしかない事を言う。観ていた時はその男に感情移入して、切なかった。

観終わった後しばらくして今度は、自分があそこにいたらどうだろうと考えた。きっと毎日生き延びるのに精一杯だろう。こうすれば(ここに行けば)助かる、と言う方法も無い。そんな時「こうすれば世界を救える」という話を聞けば、たとえホラ話だったとしてもすがりつきたくなるのかも知れない。あの子供がそうしたように。そしてあの子の気持ちになり、その無償の自己犠牲の気持ちに泣けてきた。(家族のため?皆のため?殉教者ってこういう事かな・・・)

そしてラスト。電車の車窓からの景色がしばらく続いた後プッツリ終わる。あの家族が電車に乗れたのかどうかは示されない。そして、もし電車に乗れたのだとしても、たとえどこへ行ったとしても、助かるのかは不明。なんとなく「ゾンビ」のラストに似た、とても’やるせない’気持ちになった。「燃料は?」「あと少しだ」・・・(←ちょっとうろ覚え★)

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「コード・アンノウン」・・・37点

コード・アンノウン DVD コード・アンノウン

販売元:video maker(VC/DAS)(D)
発売日:2007/02/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ミヒャエル・ハネケ監督5作目「コード・アンノウン」(2000・仏・独・ルーマニア合作)を観た。主演ジュリエット・ビノシュ。これまではオーストリア製作(ドイツ語)だったが、今作でフランス・デビュー!オープニングもそれまでと違ってちゃんと映画会社のロゴから始まる。なんだか安心^^; 映像の色合いも微妙に違う気が。

最初「それぞれの未完の旅の物語である」という文章が出て、『カフカの「城」』が頭をよぎる。未完とは、つまりオチを望むなという事ですね?・・・悪い予感★ ハネケ、本領発揮か?

パリに住む女優(J・ビノシュ)、その弟など、色んな人の群像劇。

あー、ダメ。睡魔との戦い。何度も意識を失い、巻き戻し。観るのにすごく時間がかかってしまった★しかも、ストーリーさっぱり分からず(´д`)

冒頭、聾学校でジェスチャー・ゲームをやっている。女の子のジェスチャーに対し、子供達が「怒られた?」「刑務所?」などと答えていくが、女の子は首を横に振るばかり。そして結局、回答が示されないままストーリーが始まっていく。

女優が演技している所を映す、と言うシーンが何の前触れもなくあり、ドッキリする。「隠された記憶」の冒頭でも(いやコチラが後か)使われていた手法。

ハネケ作品は、だいたい1つのエピソードの後ぶっつり画面が暗転して他の場面に映るのだが(ジム・ジャームッシュの初期作品もそんなやり方)、今作は終盤3~4つのエピソードで、場面は変わるのに音声はドラム隊の音楽が響きっぱなし(セリフは聞こえない)という状態が続いた。そしてラスト、また聾学校の子(?)が手話で一生懸命に何か訴えているが、サッパリ分からないまま(字幕も無し)終わる。

要するに、(主に言葉による)コミュニケーションの難しさ、とか、ちゃんと言っているのに中身が伝わらないもどかしさ、みたいな事が言いたかったのでしょうか。ラストの手話の意味が分かる人、いたら教えてください。(そういえば手話って万国共通?)

●● 私的、気に入った度・・・・・まさか二日続けて30点台とは。 37点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

単純明快な娯楽作ではなく、難解な作品が好きな人。ハネケのファン。

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「カフカの『城』」・・・35点

カフカの「城」 DVD カフカの「城」

販売元:video maker(VC/DAS)(D)
発売日:2007/02/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ミヒャエル・ハネケ監督4作目『カフカの「城」』(1997・オーストリア)を観た。『変身』で有名なフランツ・カフカの未完の小説をハネケが映像化したもの。

「城」によばれて村へたどりついた測量技師の”K”(ウルリヒ・ミューエ)。しかし関係者(村は城に支配されている)は「手違いだ、仕事は無い」という。城は見えているのにいくら歩いても辿り着けず、城主にもいつも(後少しなのに!)会えず。Kはその不条理な世界から出られなくなったようだ・・・。

みたいな感じで進んでいくんですが、眠い!!ちょっと進んでは意識を失い&巻き戻し、の繰り返しでした(ーー;)そしてラストもぶっつり切れた(未完だからね)。さっぱり分からん・・・。愛人も出来たりして、よそ者扱いだけどシガラミもあって・・・

他の人のレビューをいくつか読ませていただいたら、みなさん絶賛してました((゚д゚))あの不条理な悪夢の世界がたまらない!んだとか。合う人には合うみたいです★ 素材的には好きなんだけどなー。

●● 私的、気に入った度・・・・・まさかこんな点をつける日が来ようとは。35点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

カフカの不条理な世界観が好きな人。ラストが無くても怒らない人。

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「71フラグメンツ」・・・76点

71フラグメンツ DVD 71フラグメンツ

販売元:video maker(VC/DAS)(D)
発売日:2007/01/12
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ミヒャエル・ハネケ監督3作目「71フラグメンツ」(1994・オーストリア)を観た。「セブンス・コンチネント」「ベニーズ・ビデオ」「71フラグメンツ」で”感情の氷河期3部作”なんだそうだ。

19歳のマクシミリアン・Bが銀行で銃を乱射した後、自殺したという実際の事件をモチーフにした作品。犠牲者・加害者それぞれの生活の断片をつづって、そこに至るまでを描く。「71フラグメンツ」とは「71個の断片」の意味。

これもまた紛れもなくハネケだぁ~(ーー;)前2作が1つの家庭に照準を当てていたのに対し、今作ではいくつかの登場人物たちのストーリーが平行して進んでいきます。

今作のDVDの監督インタビューもわりと分かりやすく話してくれてました。「生徒が~」とチラッと言ってたので、やはり学校か何かで映画論の講義でもされているのでしょうか。

で、監督によるとこの作品のテーマは「コミュニケーションの不可能性」だそうです。『話しても分かり合えない。ことに家族など近い間柄の場合は特に。』と。なるほど、そんな感じです。そして今まで観た彼のほとんどの作品に、それが当てはまるような。他にも熱く語っておられましたが、分かったような分からないような・・・(分かりやすい、とか言っといてコレだよ~★)

●● 私的、気に入った度・・・・・76点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

ハネケ作品が好きな人。それぞれのドラマが最後に集結する話が好きな人。

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★「ベニーズ・ビデオ」・・・76点

ペニーズ・ビデオ DVD ペニーズ・ビデオ

販売元:video maker(VC/DAS)(D)
発売日:2007/01/12
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ミヒャエル・ハネケ監督の第二作め「ベニーズ・ビデオ」(1992・オーストリア)を観た。出演アルノ・フリッシュ、アンゲラ・ヴィンクラーなど。

ベニーの趣味はビデオ撮影。田舎で見た豚の屠殺シーンに魅了されたベニーは、ある日知り合った少女を部屋で衝動的に殺してしまう(豚の屠殺に使った銃を、盗んで持っていた)。それを知った両親は・・・。

ベニー少年には何をしても現実味がなかった。それがどんなに取り返しのつかない事か、一瞬でも考えた様には見えない。両親も苦悩しながらもすぐ隠す方向に話をまとめるし、息子に反省させるとか、諭す、と言う考えが見られない。この親にしてこの子あり、という事か。

悪い子じゃないんだけど・・・ってところがミソ。すべてカメラを通して観ていた彼にとって、現実とは一体なんだったのか。

このDVDの特典の監督インタビューは、ハネケには珍しくすごく分かりやすかった(勿論ラーメン食べながら聞いててもわかる、と言うほど易しくはないが)。大学教授の「映画とメディア論」の講義を聴いてるようで、すごく「おっしゃる通りです!」な感じ。彼の「説明はしない」主義もやっと納得できた。

そういえば、こないだ新聞で読んだ「グッド・シェパード」のインタビュー記事で、監督ロバート・デ・ニーロが「最近は、説明過剰で性急に単純な結論を出そうとする映画が多い。でも、本当の人生は複雑で示唆に富んでいる。私が示すのは、現実に忠実である表現だが(以下、略)」と、同じ様な事を言っていた。

「説明がちゃんとあって、ラストには結論の出る映画」が好きな私としては、ちょっと転機になりそうな、二人の監督の興味深いお言葉でした。

●● 私的、気に入った度・・・・・76点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

喪失感のある話が好きな人。

♪♪ トラックバック → ♪♪ 夢眠さんの’夢眠の映画館’

(以下、ネタバレ有り。要ドラッグ。ってもう遅いか・・・)

ベニーはずっと淡々としてる。女の子を撃つ時も、殺した後も。唯一慌てた様子だったのは撃たれた少女が騒いだ時だけ(そりゃ騒ぐよ)。つまりいつもは監督の立場だったのに、場面が思い通りに制御できなくなって初めて「こんなハズじゃないってば!カット、カット!」と。

”近所の人の証言”風に言うと「おとなしそうだけど何を考えてるのか分からない少年」だけど、何も考えてない、と言うより行き当たりばったり。後先考えず「やってみたかったから」と人を殺してしまう、って現実でもそういうの最近多いですよね・・・。

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★「セブンス・コンチネント」・・・78点

セブンス・コンチネント DVD セブンス・コンチネント

販売元:video maker(VC/DAS)(D)
発売日:2007/01/12
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注意!ハネケ作品は後味の悪いものばかりです。

ミヒャエル・ハネケ監督デビュー「セブンス・コンチネント」(1989・オーストリア)を観た。出演ビルギット・ドル、ディーター・ベルナーなど。

とある一家の絶望の物語を淡々と描く(あー、これ以上書くとネタバレしちゃう★書いてもいいのかな?)。 実際にあった事件にヒントを得て作られた話。題名の「セブンス・コンチネント」とは「七番目の大陸」→つまり地球上には存在しない場所の意味、ってamazonに書いてあったけど、あれ?大陸って6っつしか無かったっけ?世界七大陸って言うよねぇ?

M・ハネケの初期作品がまとめてDVD化された(そして旧作になった)ので、いい機会だと思って全部(6本)借りてきました。ハネケ祭りです^^;

しかし・・・。予備知識無しで観始めたので、半分くらいまで「???これ何の話?」と思っていたが、途中から俄然面白くなってきた。と思ったらそのまま絶望の淵へ突っ走る。デビュー作からキッツイわ~

しかも説明もほとんど無しのハネケ節全開。監督インタビューで「説明は物語を凡庸にする(だからあえてしない)」と言っていた。まあ、そうかもしれないけど★

●● 私的、気に入った度・・・・・後からジワジワきてます、78点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

淡々と進む、衝撃的な作品を観たい人。単純明快な娯楽作品ではありません。

((以下、ネタバレ有り。それでもいいから知りたい!と言う人は要ドラッグ)

なんとなく人間味のない生活を、それでも普通におくっていた普通の家族が、途中から唐突に一家心中に向かって進んでいく。なぜ?に対する説明は無し。父と母が相談して死のうと言うのは判るけど、幼い娘(小学生)を巻き込んじゃダメだよ~。いたいけな子に「説明したら納得してくれた(死ぬ事に同意した、と言う意味)」なんて、娘の気持ちになったら(「大好きなパパとママが死ぬって言うんなら・・・一緒に死のうって言うんなら・・・、うん、いいよ・・・」って感じが伝わってくる)、胸が痛すぎる。

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1番シュールだった映画(場面)

CDさんのコメントに「シュールなのやトンガッたのが好き」とあったので、多分このブログを読んでくれてる人は「私も!」というトコがあるんじゃないかと思い、独立した記事にしてみました。

私がここ何年かで観た映画で1番「シュールだ・・・」と思ったシーンは・・・

ずばり「変態村」(2004・仏・ベルギー・ルクセンブルグ)で男達が居酒屋で踊りだす場面。不協和音から始まるピアノにあわせて狂ったように踊る村人・・・
観たのは一年ほど前ですが、脳裏にハッキリ焼き付いています。あのメロディー、すごく気に入ったよ!!

変態村 DVD 変態村

これは新作で借りた数少ない一本☆ あれからもう1年たつのか~

発売日:2006/10/04
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他には「ヤン・シュヴァンクマイエル短編集」・・・81点が最近シュールだと感じた作品ですね~。この時、記事中に書いた「ルナシー」(2007・チェコ)がこないだツタヤに新作で並んでるのを発見したので、今度絶対借りようと思ってます♪こーいうのは店頭から消えちゃわないうちに・・・^^;

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「椿山課長の七日間」・・・81点

椿山課長の七日間 デラックス版 DVD 椿山課長の七日間 デラックス版

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2007/06/08
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木曜洋画劇場で「椿山課長の七日間」(2006・日本)を観た。監督:河野圭太、出演:西田敏行、伊東美咲、成宮寛貴など。

発作で突然死んでしまった中年男が、「あなたにはまだ知らない重大な事実がある」と初七日までは現世に戻る事を許される(外見は美女の姿になって!)。そこで出会う、今まで知らなかったことの数々・・・。ハートフル・コメディ。

ただオッサンが美女になって、のドタバタコメディかと思ってたら、現世に戻る仲間が後二人いて(ヤクザの親分、親探しの子供)その三人のドラマが絶妙に絡み合ってました。そしてホロリ(;;)ちょっと泣きました~

ヤクザの親分が現世に戻った姿を成宮寛貴が演じています。おいしい役だ!

でも7日間っていうわりには現世にいるのは3日間だけでした(戻った時点で死んでから4日目になっている)。

最後はスッキリして天国に行きます。このラストのすがすがしい事!お見事^^

●● 私的、気に入った度・・・・・81点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

心温まるコメディが観たい人。

♪♪ トラックバック → ♪♪ ぴーちさんの'ピアニッシモ・ストーリー'

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「青春☆金属バット」・・・51点

青春☆金属バット DVD 青春☆金属バット

販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2007/02/21
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本屋さんにコミックのお試し版が置いてあることがある。10~20ページくらいの、ほんのサワリだけのヤツ。「青春☆金属バット」の原作もそういうので読んだ事があるのだが、独特の空気があり、とても面白かった。それが映画化されるというので期待していた作品。監督:熊切和嘉、出演:竹原ピストル、坂井真紀、安藤政信など。2006・日本。

27歳の難波は元野球部。仕事先のコンビニと自宅の往復以外は10年間ずっと素振りをしている(究極のスィングを見つけるため)。そんな難波が巨乳のヨッパライ、ケイコと出会い振り回される。そして元高校野球のエース投手だった警察官の石岡と再会したり・・・

坂井真紀がタチの悪い女を巨乳姿で熱演していますが、どーも好きになれず。反対に安藤政信の演じる屈折しまくってふてくされた警官は、すっごい嫌なやつなんだけど「いい役者になったなぁ~」なんて思ったり。二枚目は得って事か?

でも全体的にツマンナかった。ガッカリだよ~★

●● 私的、気に入った度・・・・・51点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

原作を知らない人の方がいいかも? コミックの良さが全く出てませんでした(-д-)

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「エンマ」・・・65点

エンマ DVD エンマ

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2007/07/27
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「エンマ」(2006・日本)。聞いた事も無い作品だったけど、なんとなく借りてみた。監督:長江俊和、出演:塚本高史、近野成美、佐藤重幸、坂本爽、ベンガル、山田明郷。

記憶をなくした6人の男女が密室に閉じ込めらている。「渋谷にいた」ということは覚えているが、何のためにここにいるのか?そして一人ずつ死んでゆき・・・

どっかで聞いた事あるようなストーリーですが、ラストはオリジナルでした。でもなんか途中ダルかった~★死んだと思った人が動いてたり、また死んでたりでワケわからなすぎ((・д・))まあ、最後に説明はつきますが。

そして観終わって15分ほどしてから「あー、それでエンマか!」とやっと気づきました。遅いよ、私!

●● 私的、気に入った度・・・・・65点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

密室サスペンスが好きな人。

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「怪奇!兎男」・・・77点

怪奇!兎男 DVD 怪奇!兎男

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2007/08/24
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借りてしまいました「怪奇!兎男」(2004・米)。監督トニー・アーバン、出演ネーサン・ファウドリー、クリスティン・アボット、パトリシア・ベッレモア等。

研究所から逃げた兎に噛まれた男が、兎人間になって人々を襲う話。ピョーンピョン。

覚悟はしていましたが、思った以上のC級作品でした。だってその研究所のウサギがヌイグルミなんですから。ウサギが暴れるトコなんか、引っ張ってるマルみえ((゚д゚)) 低予算にもほどがある★ ウサギくらい本物使おうよ~。

そして無意味なヌードやHシーンもドッサリ。76分と短いのでまあ良しとしましょうか。でも兎男の頭の後ろから出てるのは、納得いかないな~

●● 私的、気に入った度・・・・・なんだかんだ言っても嫌いじゃないし、77点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

C級オバカ・ホラー(いや、コメディと思ったほうがいいのかも)が好きな人。話のネタに。

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「愛しのアクアマリン」・・・80点

愛しのアクアマリン

子供とみようと「愛しのアクアマリン」(2006・米・豪)を借りてきた。監督エリザベス・アレン、出演サラ・パクストン、エマ・ロバーツ、ジョアンナ・”ジョジョ”・レヴェスク、ジェイク・マクドーマン等。

中学生クレアとヘイリーはライフセーバーのレイモンドを遠くから見てキャアキャアいう大の仲良し。でも引越しで離ればなれになろうとしていた。そんな時人魚が現れ、三日以内に”愛”を見つけないと無理やり結婚させられるという。そしてレイモンドを見て「彼がいいわ!」。ダメダメーという二人だが『人魚を助ければ願いがかなうのよ』といわれ、じゃあ引越しを取りやめにしてもらおう!と人魚の恋の手助けをする事に・・・。

人魚アクアマリン役のサラ・パクストンがちょっと「X-メン」のミスティークに似てた。人魚モノといえば「スプラッシュ」(1984・米)が有名ですが、今作の人魚もやはり水に濡れると足が尾ひれに戻るトコは同じ。それに加えて、夜になると尾ひれに戻る、という弱点もあり「早く帰らなきゃ!」とシンデレラ的な展開も。

二人が憧れの恋より友情を選ぶところが、中学生の仲良しさんらしくていい感じ^^

パーティー行くための耳飾りに小さいヒトデをつけるんだけど、このヒトデが耳元でずっとホメ続けてくれる(^o^)あれ欲しいな~。女の子はホメられてキレイになるんですよ~。日本の男性よ!もっとホメ言葉を使おう!言うのはタダだし、使わなきゃ損、損!!

●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

さわやかな海辺の青春ラブコメが観たい人。青春映画が観たいティーン(の心を持つ)女子。またはティーン女子の心を持つ男子。

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「ダウト」・・・75点

ダウト DVD ダウト

販売元:アートポート
発売日:2007/08/17
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なんとなく予告編が面白そうだった「ダウト」(2005・米)を借りて観た。なにか他の映画と題名を覚え違いしていた様で、思ってたのと全然違う作品だった(・д・;監督ウェイン・ビーチ、出演レイ・リオッタ、ジョリーン・ブラロック、LL・クール・Jなど。

やり手の地方検事補(アフリカ系美女)がレイプされ、相手を殺してしまうという事件が発生。恋人でもある検事が捜査するが、皆の言う事が食い違い・・・

「藪の中」と「ユージュアル・サスペクツ」が合体したような話です。レイプ被害者のノラ・ティマー役の女優さんがアフリカ系といっても白人みたいな顔つきで、新しいタイプの美人だなぁ~と思ってたら、それを生かしたストーリーになっていました。

レイ・リオッタって、北村一輝となんとなく似てる☆

●● 私的、気に入った度・・・・・75点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

謎解きサスペンスが好きな人。

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「盲獣」・・・80点

盲獣 DVD 盲獣

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2007/11/22
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邦画のホラーの棚に、見慣れない作品を発見。「盲獣」(1969・日本)。監督:増村保造、出演:緑魔子、船越英二、千石規子。原作:江戸川乱歩。なんとなく気になって借りて観た。

売れないファッションモデルが盲目の彫刻家に拉致・監禁される。最初は抵抗していた彼女だが次第に彼と感覚を分かち合うようになり、その”触覚の魅力”に取り付かれてゆく。しかし、その欲望の行き着く果ては・・・

まあありえない話ですけど、乱歩だから。独特の猟奇ワールドは成功してたかな。最初は「コレクター」っぽいな、と思って観てたんですが、だんだん変態チックになっていきます。多少ネタバレ(パッケージに書いてあったからいいよね)になりますが、エスエム、というよりエムエムに進んでしまうのです(+_+)

ラストシーンの緑魔子の眼光が強烈に印象的。子供の頃に観たらきっとトラウマになってた事でしょう^^;

●● 私的、気に入った度・・・・・80点 ●●

☆☆ オススメしたい人 ↓ ☆☆

江戸川乱歩の世界観が好きな人。アブノーマルな話も一つの映画として楽しめる人。でも成人映画ではないので、あまりエロを期待するとハズレます。念のため。

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TV「24Ⅴ」を観終わった。

やっと観終わりました、「24」シーズンⅤ。やっぱり面白かった!でも・・・終わり方が気になる~!!ジャック、どこ行くのー?!

シーズンⅥ、早く観たいよ!(←テレビで★)

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